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番外編-館長ブログ-「我が殿のイラスト」

2015/10/30

あれは、確か…九州国立博物館での特別演舞の時でしたか、控室にて我が殿より「立花宗茂イラストコンテストに儂も描いてみたいぞ!」(←実際は大変丁重なお申し入れでしたが、殿のお言葉に翻訳するとこうなります)

と、驚きの宣言がありました。

 

あれから、柳川からは遠く離れた熊本城のみならず全国でお忙しい日々をお過ごしのご様子…大丈夫だろうか…心配…でもきっと我が殿のことですので、この宿題見事仕上げていただけるだろうと信じて待つこと数か月…。

 

武録(ブログ)ではずいぶん悩んでいるご様子…。

柳川ではスタッフ皆で心配しておりました。が、

 

締切りのせまったある日、突然我々のもとに届いたのがこの作品。

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最初に開封した私の秘書が一言 「く、暗い…と思って裏をみたら、殿ですよ!」 「きっと何度も書き直したんだと思います(涙)」

苦闘のあとを感じさせる作品ではありましたが(しかも絵具お買いになられたんですね)、当館スタッフには概ね好評。

 

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その後私、隅々までじっくり鑑賞いたしました。

普段の展示では見えない甲冑の後姿をあえて描いているとは、さすが我が殿! と、褒めポイントを探しつつも、暗闇に迷子になったような幼気なうしろ姿に母心を感じて涙。

 

応募用紙には、

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私には、我が殿が、蘇ってしまって熊本城で今後を月を眺めつつ考える…そんな姿に重なりました。

が、一年が過ぎ、最近とみに脂が乗りきったような(フィジカルでは困ります…)ご様子に感心しきりです。

きっと仕送りも必要ないでしょう…と、よく見ると腰にあるのは、金熨斗(きんのし)の拵(こしらえ)ですか…さりげなく国許にアピールとお見受けしました。

熊本城に居並ぶ大名方に我が殿が見劣りするようなことは、私が許しませんので、しばしお待ちを。

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第3回イラストコンテスト表彰式

2015/10/30

今年は立花宗茂が大活躍の年。
展覧会やテレビ番組、書籍など、いろんなところに登場しています。

立花宗茂大活躍の一例

立花宗茂大活躍の一例(九州国立博物館にて)

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな2015年夏、立花家史料館では「立花宗茂イラストコンテスト」を開催しました。

9月5日の締切までに応募のあったイラストの数は
●イラスト部門 23点
●小中学生絵画部門 255点
●こどもぬりえ部門 654点

過去最高の応募数でした。

 

イラスト部門は、中学生から40代まで、全国各地から作品が届きました。
その中にはプロの方、アマチュアで活躍されている方、学校の美術の先生なども。

小中学生絵画部門の作品は
柳川とその周辺地域はもちろんのこと、関東地方からも届きました。
さらに宗茂生誕地のある豊後高田市の小・中学校からも
たくさんの作品をお送りいただきました。

こどもぬりえ部門では
宗茂ゆかりの柳川市・豊後高田市・大木町・棚倉町からは団体でのご応募が。
さらに九州国立博物館「戦国大名」展会場、福岡市博物館「大関ヶ原展」会場に設置していた箱にも
素敵な作品が応募されていました。
もちろん個人でお送りいただいた作品もあります。

 

さて作品の審査についてですが
イラスト部門の審査は以下のように行いました。
特別審査員(葉室麟氏、大久保ヤマト氏、熊本城おもてなし武将隊のみなさん)と
公益財団法人立花財団理事長・立花宗鑑(立花家17代当主)のそれぞれが、1位~5位を選出。
1位:5点、2位:4点、3位:3点、4位:2点、5位:1点として
各作品に点数を加算していき、総合点の高い作品から順に
千熊賞、百熊賞、柳川市長賞、豊後高田市長賞、「大関ヶ原展」賞に決定しました。

小中学生絵画部門の審査は、柳川市教育委員会にお願いしました。

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こどもぬりえ部門・三柱神社賞の審査は、三柱神社の宮司さんにお願いしました。
こどもぬりえ部門・「大関ヶ原展」賞は、三柱神社賞選外作品の中から事務局が決定しました。

 

イラスト部門と小中学生絵画部門の全応募作品と
こどもぬりえ部門の入選作品は
立花家史料館facebookページに、順次掲載しています。

 

そして10月3日、第3回イラストコンテストの表彰式を開催しました。
会場は、柳川藩主立花邸御花・元禄の間

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会場内には、小中学生絵画部門とこどもぬりえ部門の受賞作品を展示。

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イラスト部門の受賞作品は、プロジェクターで上映しました。

ご来賓として、柳川市長、豊後高田市教育長、大木町長
「大関ヶ原展」福岡会場実行委員会より福岡市博物館の堀本一繁さん
特別審査員である大久保ヤマトさんのご臨席を賜りました。

また審査結果の発表から表彰式まで、日がなかったにも関わらず
多くの受賞者とそのご家族にご参加いただきました。

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最初に主催者を代表して
公益財団法人立花財団理事の立花寛茂がご挨拶いたしました。

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次にご来賓の方々を代表して
柳川市長、大木町長よりご挨拶をいただきました。

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実は表彰式当日の朝、九州自動車道が事故の影響で一部通行止めになり
豊後高田市からの来賓および受賞者の到着が遅れる
というアクシデントがありました。
そのため豊後高田市教育長には、到着後ご挨拶をいただきました。

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つづいて
こどもぬりえ部門、小中学生絵画部門、イラスト部門の順に表彰されました。

その後は大久保ヤマトさんと立花家史料館館長・植野かおりによる講評。

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最後に来賓のみなさんと受賞者のみなさんで記念撮影をして
表彰式は終了しました。

なお通行止めの影響で到着の遅れた、イラスト部門受賞者の方々には
式後に表彰が行われました。

 

このたびのイラストコンテストのテーマは
「立花宗茂、〇〇の地に立つ」でした。
みなさん思いをこめて、宗茂をさまざまな地に立たせてくださり
本当にありがとうございました。

豊後高田市や棚倉町の小中学生の中には
自分の故郷に縁のある「立花宗茂」という人物のことを
初めて知った人が多かったことでしょう。
作品にこめた思いに「郷土の偉人」「りっぱなとのさま」と
書かれているものがいくつかあり、大変嬉しく思いました。

 

スタッフの思いつきと雑談から生まれ、第3回まで続いたイラストコンテストですが
次回の開催は未定です。
スタッフの体力と精神力と仕事のスケジュールによっては
そのうちまた開催するかもしれないし、しないかもしれません。

 

※このあとの番外編もご覧ください。

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宗茂イラスト募集してます

2015/8/10

立花家史料館では、これまでに2回のイラストコンテストを実施してきました。

第1回 わたしの誾千代姫
第2回 戸次道雪と九州戦国絵巻

そして3回目となる今回、遂にこの人が登場。

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この夏一番熱い戦国武将*・立花宗茂。(*当館調べ)

テーマは「立花宗茂、〇〇の地に立つ」

人生山あり谷ありであった立花宗茂ですが
どんな時もどんな地でも、流されずに懸命に立ち
今につながる立花家の歴史を守りぬきました。

皆さまの心にはどんな宗茂が立っていますか。
名前を耳にして思い浮かぶ姿を、楽しんで描いて送ってください。

 

そして今回も、みなさまのモチベーションアップのために
さまざまな賞をご用意いたしました。

◆イラスト部門
・千熊賞:柳川藩主立花邸御花ペア宿泊券(2食付) 1名

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賞の名前は宗茂の幼名・千熊丸(せんくままる)に由来しています。
柳川藩主立花邸御花までの交通費は各自ご負担ください。
また、ご利用いただけない期間もございますので、その点はあらかじめご了承ください。

 

・百熊賞:柳川藩主立花邸御花お食事券 2名
「ももくましょう」と読みます。
百熊という人はいませんが、千熊賞と対にしてみました。

 

・柳川市長賞:柳川市の特産品 1名
柳川市がある場所は、宗茂が豊臣秀吉から与えられた地。
そして関ヶ原合戦後改易されながらも、20年後に再び戻ってきた地。

 

・豊後高田市長賞:豊後高田の特産品 1名

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宗茂が生まれたのは、現在の豊後高田市にある筧。
史料館スタッフは先日、研修旅行で訪れました。

 

・「大関ヶ原展」賞:展覧会オリジナルトートバッグ入り展覧会図録+クリアファイル 3名
立花宗茂所用の武具類も多数展示されている
「大関ヶ原展」福岡会場(福岡市博物館)からの賞。
図録は厚さ約2.8cm、ハードカバー。解説も充実。

 

◆小中学生絵画部門    ※応募者全員に参加賞贈呈

・柳川市長賞:1名

・大木町長賞:1名
柳川市の北にある大木町は、関ヶ原合戦の局地戦である
江上・八院の戦い(佐賀では柳川合戦という)の舞台となった地。

・豊後高田市長賞:1名

・柳川市観光協会会長賞:1名
柳川の観光を牽引する柳川市観光協会からの賞。

・「大関ヶ原展」賞:1名

 

◆こどもぬりえ部門
・三柱神社賞:20名

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戸次道雪・立花宗茂・誾千代を祭神とする三柱神社
立花宗茂のように「復活」することを望む人が、日々訪れているようです。

・「大関ヶ原展」賞:10名

 

小中学生絵画部門・こどもぬりえ部門の副賞は
もらってからのお楽しみ。

 

さて今回のイラストコンテストでは、3組の特別審査員をお願いしました。

●葉室麟氏

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映画化もされた『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。
受賞第一作として、立花宗茂の後半生を描いた『無双の花』が刊行されました。
現在『無双の花』は文庫化され、解説は当館館長が書いています。

 

大久保ヤマト

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漫画家、イラストレーターの大久保ヤマトさんは
戦国武将を主人公にした漫画を発表されています。
主な作品は『猛将妄想録』(現在は電子書籍版が発売中です)。

大久保さんには、ぬりえ台紙のかっこいい宗茂を描いていただきました。

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ぬりえ台紙はこちらからダウンロードできます。
周囲も自由に描いて、宗茂を様々な地に立たせてください。

 

熊本城おもてなし武将隊

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熊本城を拠点に、日ノ本一のおもてなしをめざし、日々活躍中の武将隊。
昨年10月に加わった立花宗茂さんも、大人気のご様子。

審査はみなさんでしていただくのですが
宗茂さんはイラスト部門にご応募くださるとのことです。
どんなイラストが送られてくるか楽しみですね。ふふふ。
途中経過は宗茂さんの武録(ブログ)でときどき報告されます。

 

さて
「いざイラストを描こうと思ったけど、宗茂について詳しくは知らない」
もしくは
「どこに立たせようか迷ってしまう」
というあなた。

立花家史料館公式サイトの「あなたが描きたいのはどんな宗茂?」をご覧ください。
おすすめの書籍や展覧会を紹介しています。

 

テーマである「立花宗茂、〇〇の地に立つ」。
〇〇に入るのは、歴史上有名な地でも、みなさんのお住まいの地でも
観光地でも、地球外や架空の地でもかまいません。

自由な発想で、自由に宗茂を立たせてください。
立っていなくても、座っていても逆立ちでもOKですが。

自由なことも多いですが、「既存のキャラクターを想起させないもの」など注意事項もあります。
あのゲームや、あのアニメや、あの漫画などのキャラクターを想起させるものは
審査対象外となりますのでご注意を。
詳しくは応募規定をよくお読みください。

 

締切は9月5日(土)。
たくさんのご応募をお待ちしております。

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戸次道雪イラストコンテスト

2014/3/4

気がつけば特別展「誾千代姫伝説と立花家記」から早一年。

そのプレイベントとして行ったのが「第1回イラストコンテスト」でした。
テーマは「わたしの誾千代姫」。
初めてのことばかりで、試行錯誤しながらの開催でしたが
たくさんの方にご参加いただき、来賓を招いての表彰式も行いました。

そのとき「次のテーマは…今年生誕500年だという、ぎょろ目のあの人かなぁ、と思っていてください。」
と言っていたのですが……まさか実現するとは。

「近世大名立花家初代・戸次道雪 生誕500年記念 第2回イラストコンテスト」

ぬりえの部・イラストの部の2部門とし、イラストの部のテーマは「戸次道雪と九州戦国絵巻」と設定。
昨年秋から冬にかけて開催しました。

 

前回は、まだまだ知名度の低い誾千代がテーマとはいえ
お姫さまの絵だったので、ぬりえも楽しかったのではないかと思います。
しかし今回は坊主頭で怖い顔のおじさん。

 

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この絵ができあがったときには、あまりのぬりえ感の無さにスタッフ一同大笑いしました。
でもこれが道雪なんだから仕方ないもんね、と開き直り、ぬりえ台紙として配布。
果たして子供たちは、このなんだかよくわからない絵を、楽しく塗ることができるのか。
顔も怖ければ、服もなじみのないものだし。

そんなこんなで、応募作品数が若干不安なぬりえではありましたが
応募期間に特別展「戦国武将の誇りと祈り-九州の覇権のゆくえ-」開催中だった九州歴史資料館や
戸次道雪のふるさと・豊後大野市で活動されている、道雪の里・絆ネットワークのみなさまのご協力により
100点を超える作品が集まりました。

 

一方イラストの部は、公式サイトの応募要項にあった
「皆さまの心のなかで、一番輝いている道雪の姿」
の文言に悩んだ方もいらした模様。
ですが、前回よりは少ないものの、戦っている姿、家族と一緒にくつろいでいる姿など
みなさん思い思いの「輝いている道雪」が、全国から届きました。

 

さて作品の審査についてですが
前回同様、史料室スタッフは、応募者の情報(居住地・年齢・性別など)を把握しているため
審査にあたるにはふさわしくないという理由から、審査には参加しておりません。

イラストの部の審査は以下のように行いました。
御花賞・立花家史料館賞は、史料室スタッフ以外の御花スタッフによる投票。
豊後大野市観光協会賞、道雪の里・絆ネットワーク賞の審査は、それぞれの代表者にお願いいたしました。

またぬりえの部の審査は、三柱神社の宮司さんにお願いいたしました。

 

御花賞は「柳川藩主立花邸 御花」ペア宿泊券(2食付)

立花家史料館賞は「柳川藩主立花邸 御花」お食事券1万円分&ミュージアムグッズ

 

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国指定名勝内でのおいしい食事と、くつろぎの時間をお楽しみください。

 

豊後大野市観光協会賞は、豊後大野市特産品詰め合わせ

 

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ジャムやみそ、うどんなどおいしそうなものばかりです。

 

道雪の里・絆ネットワーク賞は、平成25年産米「豊後国大野荘米」

 

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おおのしょ旨い。
予定では5kgでしたが、都合により6kgとなりました。
パッケージデザインにご注目。

 

さらに九州歴史資料館からご提供いただいた
特別展「戦国武将の誇りと祈り-九州の覇権のゆくえ-」図録を
九州歴史資料館賞の皆様にお送りいたしました。

 

応募全作品は、ただいま立花家史料館の入館無料エリアでご紹介しています。
ぬりえの部は、外のアーケード部分に。

 

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イラストの部は、史料館出口付近に。

 

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「柳川の雛祭りさげもんめぐり」とあわせて、ぜひお楽しみください。
期間は4月13日まで。

 

余談ですが、あのぬりえの道雪が、実は結構お気に入りの私たち史料室スタッフは
こんなものを作ってみました。

 

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「戸次道雪ってどんな人?」Tシャツ。

裏はこれ。

 

 

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「戸次道雪ってこんな人」

作品展の展示作業にはこれを着よう、と思っていたのですが
さすがに2月の外作業にTシャツは無謀。やむなく断念しました。
4月の撤収作業時には着ているかもしれません。

 

 

果たして第3回イラストコンテストは開催されるのか。
あるとすれば、きっとテーマは満を持して……

気になる方は、立花家史料館公式サイトを時々のぞいてみてください。

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イラストコンテスト表彰式

2013/1/9

気が付いたら2013年。
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
本年も立花家史料館をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

立花家史料館の2012年は、新春特集展示「めでたづくし」への展示替え作業(と、大掃除)で幕を閉じましたが
そのちょっと前の12月22日、重要なイベントがありました。

「第1回イラストコンテスト 表彰式」です。

 

当コンテストは昨年夏より募集開始し、11月30日の締切までに

  • 一般の部 29点
  • 小学生以下・イラストの部 17点
  • 小学生以下・ぬりえの部 490点

の ご応募をいただきました。

 

一般の部では、本当に幅広い層からのイラストが届きました。
お住まいの地域は北は北海道から南は鹿児島まで、もちろん地元柳川の方も。
年齢層としては中学生から40代。
プロの方、アマチュアで活躍されている方、学校の美術部員。
メールや郵送で、はたまたご持参で作品が届くたびに
そのクオリティの高さに、その場にいるスタッフ一同から驚きの声があがりました。
みなさんの作品にこめた思いの深さや誾千代への気持ちも、ひしひしと伝わってきました。

小学生以下 ・ぬりえの部では
誾千代の供養塔・ぼたもちさんのある長洲町の幼稚園・保育園から
たくさんの作品をお送りいただきました。
長洲町でも誾千代が広く知られていく予感に、少しわくわくします。

 

なお作品の審査についてですが
史料室スタッフは、応募者の情報(居住地・年齢・性別など)を把握しているため
審査にあたるにはふさわしくないという理由から、審査には参加しておりません。

一般の部の審査は以下のように行いました。
御花賞・立花家史料館賞は、史料室スタッフ以外の御花スタッフによる投票。
御花小路賞・御花小路特別賞は、柳川藩主立花邸 御花内にある売店・御花小路のスタッフによる選考。
山本兼一賞およびワカマツカオリ賞は、それぞれ山本さん、ワカマツさんにお選びいただきました。

小学生以下・イラストの部の審査は、柳川市教育委員会に、
小学生以下・ぬりえの部の審査は、三柱神社の宮司さんにお願いいたしました。

 

このようにして賞に選ばれたのがこちらの作品です。

 

表彰式会場には受賞作品を展示。
(式典中は、雑務であちこちしており写真があまり撮れませんでした。
そのため以下の写真のうち、柳川市教育委員会よりご提供いただいたものが一部あります。
右下に「K」とあるのがそれらです。「K」は「KYOUIKUIINKAI」の「K」です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご来賓として、柳川市長、長洲町長、柳川市教育委員会教育長、柳川商工会議所会頭、
柳川市観光協会会長、三柱神社宮司のみなさまのご臨席を賜りました。

まずは主催者である弊社専務の挨拶。
次にご来賓の方々を代表して、柳川市長、長洲町長よりご挨拶をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいて各部門ごとに表彰。
小学生以下・ぬりえの部、小学生以下・イラストの部、一般の部の順に表彰されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

審査結果の発表から表彰式まで、あまり日がなかったにも関わらず
たくさんの受賞者とそのご家族にご参加いただいたことを嬉しく思います。
一般の部では、計3名の受賞者が遠くから駆けつけてくださいました。

表彰のあとは史料室長の講評。
そして最後に受賞者全員で記念撮影をして、表彰式は終了しました。

なお式の様子は、長洲町役場のサイトでも紹介されていますので
併せてご覧ください。

 

受賞作品を含め、ご応募いただいたすべての作品を
特別展「誾千代姫伝説と立花家記」期間中に
柳川藩主立花邸 御花内各所に展示させていただく予定です。
日程や展示場所につきましては、追って当サイトでおしらせいたします。

 

さて今回のイラストコンテスト、
そもそもスタッフの思いつきと、「こんなことしたら面白いよね」という雑談の中から生まれたものです。
なにしろ初めての試みでしたので、右も左もわからず
さまざまな先例を拾い集め、告知の方法を考え
各方面にご協力をお願いし、試行錯誤しながら出来上がっていきました。

この表彰式も、各種技術を持った御花スタッフたちの協力があってできたものです。

 

簡単な図を渡しておけば前日の夜までには完璧に仕上げてくれる
会場設営のプロ、Nさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賞品包装は、包装ならおまかせの元店長のMさん、
そしてお習字の先生OさんとKさんには、賞状の宛名と「○○賞」の札をお願いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式次第の作り方を教えてくれたのは、
御花で開催されるあらゆる式典の配布物を作っているTさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようなスペシャリストたちの技術を結集して
表彰式は無事に開催されたのでした。

 

初めてのことばかりで、いろいろと大変ではありましたが
せっかくここまで育ったイラストコンテスト。
たった1回で終わらせるには忍びない。

 

というわけで、第2回イラストコンテスト開催します。
今のところあくまで予定ですが。

次のテーマは…今年生誕500年だという、ぎょろ目のあの人かなぁ、と思っていてください。

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誾千代イラスト募集してます

2012/10/23

立花家史料館では来年2月から、特別展「誾千代姫伝説と立花家記」の開催を予定しています。
そのプレイベント第一弾として、現在イラストコンテストを絶賛開催中です。

テーマは「わたしの誾千代姫」

みなさんの中にある誾千代のイメージってどんなでしょうか。

ツンデレ
戦う女武将
雷神の娘
悲劇の姫
悪妻
宗茂のよき伴侶

そんな誾千代イメージを、イラストにして送ってください。

イラストを描くモチベーションのアップのために
今回のコンテストでは様々な賞をご用意いたしました。
それらを少々ご紹介。

◆一般の部
・御花賞:御花ペア宿泊券(2食付) 1名

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主催者である柳川藩主立花邸 御花からは、御花ペア宿泊券を。
ただし、御花までの交通費は各自ご負担ください。
また、ご利用いただけない期間もございますので、その点はあらかじめご了承ください。

 

・山本兼一賞:山本兼一氏がえらぶオススメ京都ギフト 1名

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山本さんは、言わずと知れた直木賞作家。
11月13日に発売される『まりしてん誾千代姫』(PHP研究所)の作者でもあります。
京都在住の山本さんがえらぶ京都ギフト。
中身はお楽しみ。

 

・ワカマツカオリ賞:ワカマツカオリ氏直筆サイン入りイラスト 1名


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ワカマツさんは、怪盗ロワイヤルなどでもおなじみの人気イラストレーター。
『まりしてん誾千代姫』連載中に、挿絵を担当されていました。
すてきなイラストにサインをつけて。結構レアです。

 

・立花家史料館賞:御花お食事券1万円分&宗茂関連グッズ 1名
  こちらも主催者である立花家史料館からは、なんと史料館入館券(500円)……ではなく、
柳川藩主立花邸 御花で使えるお食事券を1万円分と
売店でも販売している宗茂関連グッズをセットで。
お食事券は、柳川和牛のせいろ蒸し集景亭ヘルシーランチなどにご利用ください。

御花小路賞:御花特選ギフト詰め合わせ 若干名
  柳川藩主立花邸 御花内にある売店・御花小路からは、御花特選ギフト詰め合わせ。
ですが、それだけではありません。
本受賞者の作品を元に、誾千代姫関連商品を展開する予定です。
ただし著作権は主催者に帰属することをご了承ください。

◆小学生以下・イラストの部
・柳川市長賞:賞状・副賞 1名
  柳川市はみなさんご存知のとおり、1620年に初代藩主・立花宗茂が封ぜられて以来、
柳川藩11万石の城下町として栄え、その面影が今に残る地。
柳川藩主立花邸 御花があるのも、ここ柳川です。

 

・長洲町長賞:賞状・副賞 1名
  熊本県玉名郡長洲町は、江戸時代には細川氏が治める熊本藩領でした。
長洲町の腹赤村は、関ヶ原合戦後に柳川を出た誾千代が居住していた地で、
現在も供養塔が残っており、「ぼたもちさん」の名前で親しまれています。

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・柳川市教育長賞:賞状・副賞 1名
  立花家史料館がいつもお世話になっている柳川市教育委員会。
展示や各種イベントの際に、ご後援いただいたりしています。

 

・柳川商工会議所会頭賞:賞状・副賞 1名
  柳川の経済社会の振興・発展や、社会福祉の増進に貢献している
柳川商工会議所からの賞です。

・柳川市観光協会会長賞:賞状・副賞 1名
さらに観光地・柳川を牽引する柳川市観光協会からの賞も。
観光案内所は、柳川藩主立花邸 御花のすぐそばにあります。

◆小学生以下・ぬりえの部
・三柱神社賞:賞状・副賞 10名程度
  今回のイラストコンテストでぬりえ台紙に使わせていただいたのは
三柱神社蔵の誾千代肖像です。
ただ塗るだけでなく、着物の柄や、誾千代の周りの空白をお好きに飾ってください。

なお小学生以下・イラストの部、ぬりえの部共に、副賞の内容はもらってからのお楽しみです。

さて、詳しい応募規定はこちらでご確認いただきたいのですが
主な注意事項としましては
1.未発表の作品であり、既存のキャラクターを想起させないものに限ります。
2.知的財産権、名誉、信用、肖像、プライバシー等の第三者の権利を侵害するものや
公序良俗に反するものは審査対象外とします。
3.一人一作品まで。必ず、応募用紙の必須項目を記入して作品と共に提出してください。

注意点1には特にご注意を。
「性別は立花」の強いお姉さんや、義腕の少女や、
宗麟に説教するおかっぱさんなどを想起させる絵は、審査対象外です。

ゲーム・アニメ・マンガなどに登場する誾千代なだけに
オリジナルイメージがわきにくいかもしれません。

そこで御花スタッフのヨシシさんに、参考例を描いてもらいました。

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こんな感じで、みなさんの中の「わたしの誾千代姫」イメージを自由に膨らませてください。

たくさんのご応募お待ちしております。
締切は11月30日(当日必着)ですよ。

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