Twitter
Instagram
facebook
Twitter
Search:

AQAプロジェクトギャラリートーク1

2009/1/25

今日は、立花家の至宝展会場で、九州大学で美術史を学ぶ学生によるギャラリートークがありました。

二人の女学生は、緊張の面持ちでお話を始められましたが、なかなか立派なものでした。とにかく若い方たちが一生懸命取り組んでいる姿というのはそれだけでもキラキラと美しく、無条件に「良い!!」と思ってしまいます。展示品を身近に感じさせてくれたと思いますよ。

ともかく自信を持って、感受性のアンテナをいっぱいに広げて、自分の言葉で語って下さることを期待しています。まず、モノから学んでください。知識は自分の感動を言葉にするための手段です。

AQAプロジェクトのブログはこちらです。

▲ページの先頭へ

ワークショップのにぎわい

2009/1/24

18日の日曜日、福岡県立美術館ではワークショップ(ミニ「さげもん」をつくろう!)が開催されました。会場は大勢の参加者の熱気でいっぱいです。

会場のにきわい

会場のにきわい

柳川のさげもん飾りではおなじみで、人気のあるモチーフの「はいはい人形」を仕上げるというちょっと難しそうな試みでしたが、つぎつぎと仕上げられてゆく参加者のみなさんの集中力には驚きました。中には小学生の男の子もいましたが、とても上手なのに感服。柳川婦人会の先生方の準備のよさと指導の的確さの成果でもあると思います。

 

▲ページの先頭へ

いよいよ開会です

2009/1/22

ちょっと怠けていたらはやいもので、開会して2週間になろうとしています。

10日は心配したほどの雪模様にはならずほっとしました。しかし、急に冷え込んだ午前9時40分という早い時間にもかかわらず、大勢のお客様をお迎えして開会式を無事終えることができました。

開会式でのテープカット

開会式でのテープカット

開会式でのテープカット写真中央が、立花家17代当主の立花宗鑑氏です。

 

立花家の伝来品をこれだけ揃えて一堂に展示するのは初めてのことでもあり、関係者の皆さんの感慨もひとしおであったと思います。今回の展覧会に来られるお客さんは、熱心な方が多く、滞在時間が長いそうです。展示に関わったものとしては大変うれしいかぎりです。展覧の際は、ルーペを持参いただければより楽しめると思います。期間中の展示替えはありません。展示作品リストについてはこちらをご覧下さい。

会場の様子

会場の様子

▲ページの先頭へ

立花家の至宝展 明日開会式

2009/1/10

12時をまわりましたので、今日ということになりますが、3日間の展示作業が終わり、開会となりました。

230点という量は、かなりなものでしたが、もちろん質も高い展示内容です。作品保護のためにやや暗い照明に設定された会場に並んだ大名道具は蔵の中から解放されて、長い眠りから目覚めたように精気に満ちて見えました。

あいにく、明日は雪模様という天気予報…。厳しい幕開けとなりそうですが、2月15日までの展示期間に少しでも沢山の皆さんに楽しんでいただきたいと思っています。

▲ページの先頭へ

展覧会準備いよいよ大詰め

2008/12/28

あっという間にクリスマスが過ぎ去って、もう今年もわずか…。大河ドラマも総集編が流れる頃となってしまいました。

展示総数200件のすべてをチェックし、無事に送り出し、(この作業も何日も深夜にわたって続きました)、図録や展示パネル、展示キャプションの校正、も進めながら一方では、刀剣や火縄銃を移動するにあたって、登録証のチェック、ポスターチラシ、開会式の御案内状の送付など、水面下での作業は嵐が吹き荒れるような毎日です。ひとつの展覧会が開催されるまでには、作品の修復をした人、写真を撮影した人、移動にあたって養生と梱包、搬出をしたスタッフ、図録の執筆者、デザイナー、翻訳家、印刷業者、会場設営に関わる人、広報担当者、など多くの人たちの力が必要であることは言うまでもありませんね。そして、それら大勢の各専門家たちのディレクターとなって動いているのが県立美術館の担当学芸員です。

ここに、一冊の古い記念アルバムがあります。

「九州大名家展」と題されたこの写真貼は、昭和34年に福岡岩田屋で開催された大名道具の展覧会の記録です。そこには、黒田家や細川家と並んで柳川藩立花家の大名道具と大勢の観客の熱気が写し出されています。それからちょうど50年を経て福岡での本格的公開となるわけです。そのときに展覧会に出かけられた人がまた県美で展覧してしただければこの上ない喜びです。

▲ページの先頭へ

第一次集荷

2008/11/22

少しはやめに、前半の集荷(展示作品を福岡県立美術館へ搬入)がありました。

立花家の収蔵庫から初めて外に出るものも多くあるので、梱包前の状態チェックにも時間がかかりました。梱包と輸送をしてくださったのは、ヤマトロジスティックのスタッフの方々6名です。そこに、美術館の担当学芸員、当館の学芸員と臨職3名、さらに九大のAQAプロジェクトの学生さんたち4名も加わって、小さな史料館が大所帯となりました。展示総数が230にも及び、今回の搬出はその2割にもみたないとはいえ、最も手のかかかる甲冑や刀剣類でしたので、予想以上に時間がかかり、朝9時にスタートして夜遅くまで作業は続きました。スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。

と、いうわけで、

現在御花史料館には、立花宗茂の甲冑や兜は搬出のため展示されておりません。お正月休み明けの展覧会での公開までは見ることができなくなっています。1月10日からは、福岡県立美術館において修復後の凛々しい姿で装いもあらたにお披露目いたしますので、それまでお楽しみに…。武具甲冑の留守中の御花史料館では、何があるのか…はまた次回に。

▲ページの先頭へ

立花家の至宝展のこと①宗茂の所用品

2008/11/5

展覧会までおよそ2か月となり、準備もあわただしくなってきました。

立花家の至宝展は、当家に伝わるさまざまな美術工芸品や文書資料の中から、江戸時代までのものを対象に200件が展示され、全体は、大名立花家の〈武と花〉の2部構成となっています。

特に初代藩主立花宗茂(立花家としては戸次道雪を初代とするので、宗茂は立花家2代といいます)関係の具足、刀剣、自筆文書などは充実した展示内容となっているところが見どころのひとつです。宗茂所用と伝わる重要文化財の金熨斗刻大小拵(個人蔵:京都国立博物館寄託)は福岡初公開!私たちも楽しみにしています。

立花宗茂像

立花宗茂像

国宝 短刀 銘吉光

国宝 短刀 銘吉光

図録も販売されますので、展覧会にお越しの折はぜひお求めくださいね。

 

立花宗茂所用 三日月図軍扇

立花宗茂所用 三日月図軍扇

 

 

 

 

 

 

 

▲ページの先頭へ

はじめまして

2008/11/4

はじめまして、御花史料館学芸文化課スタッフです。

立花宗茂所用具足

御花史料館では、平成21年1月10日から2月15日にかけて、福岡県立美術館で開催される大企画展『柳川・立花家の至宝』の特別協力として準備をすすめています。

その期間の関連企画として、御花史料館では、企画展『祝いのかたち―雛の飾りと婚礼調度』、柳川古文書館では、企画展『立花家の歴史Ⅱ伯爵立花家の近代』を開催いたします。

旧柳川藩主立花家の伝来品が柳川の地をはなれ、一同に公開されるのは初めてのことです。

開会準備の期間、関連企画の話題などブログで紹介してゆきたいと思っていますので、お楽しみに。

▲ページの先頭へ