Twitter
Instagram
facebook
Twitter
Search:

「大広間」のヒミツ-明るさと軽やかさと新しさ-

2023/2/6

立花伯爵邸「大広間」の明るさと軽やかさのヒミツは、実は修復前の写真でも見えてます。

2016年7月 修復工事の直前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お分かりいただけますでしょうか?

 

現代を生きる私たちは、明るくて広い室内空間に慣れすぎているので、驚きなく「大広間」を受け入れてしまいます。よく畳の数を質問されますが、わたしが宣伝したいのは軽やかな開放感です。

ただし、元々「大広間」は襖で3室に区切られるのですが、近年はすべての襖を除いているので、より開放感が増しております。

 

立花伯爵邸「大広間」は、室町時代にはじまる住宅建築の様式「書院造」をきちんと踏襲し、旧大名家にふさわしい格式を備えています。

 

*「書院造」については『NHK for School』の動画解説 がわかりやすいです*

*「書院」とは、本来は呼称のとおりの書斎でしたが、[例:『吉水神社書院』【重要文化財】、『慈照寺東求堂【国宝】NHK for Schoolの動画解説)] 時代が下がると、接客や儀礼の場として使われるようになり、大規模な書院もつくられました。[例:『二条城 二の丸御殿【国宝】、『本願寺書院(対面所及び白書院)【国宝】、『名古屋城 本丸御殿(復元)』

※例にはネット上で建築の様式がわかりやすい画像が見られるものを選びました。とくに名古屋城本丸御殿は3Dバーチャルツアー『本名古屋城丸御殿(表書院からスタート)』も楽しめます。

 

しかし、明治43年(1910)築の立花伯爵邸「大広間」には、近代ならではの新しさもあります。

新しさを実感していただくために、近世の書院造と比べてみます。立花伯爵邸「大広間」とだいたい同規模で、使われ方も似てるような気がする、『高山陣屋』(岐阜県高山市)の「大広間」を、見比べる相手として勝手に選んでみました。

岐阜県高山市「高山陣屋」https://jinya.gifu.jp/ フォトギャラリーより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高山陣屋も「測定モード」のついた3Dバーチャルツアーが可能です。こちらの『高山陣屋』「大広間」をゆっくりご堪能いただいてから、立花伯爵邸「大広間」に戻ってきてきてください。

立花伯爵邸「大広間」修理後の写真ですが、見比べやすいので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように並べると、よくわかるのではないでしょうか?

立花伯爵邸「大広間」の木材(柱・長押)が細くて、数が少ないのは一目瞭然です。障子・ガラス障子・欄間障子が嵌められていて見過ごしがちですが、とにかく壁がない。加えて天井も高いので、とても明るく軽やかで開放感がある室内空間となっています。

2017年6月 障子の張り替え

2017年7月 細い柱しかありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この開放感ある室内空間は、建築当時の新技術によって実現できました。明治時代に日本へもたらされた技術の1つ、トラス構造で屋根を支えているのです。

立花伯爵邸「西洋館」「大広間」断面図

 

 

 

 

 

 

 

従来の屋根の構造、いわゆる「和小屋」では、屋根を支える力を下へと流します。他方、三角形のトラス構造「洋小屋」は、力を外に分散させるので剛性が高くなり、各部材をより細く、柱と柱の間をより長くできます。

現在も「和小屋」と「洋小屋」は使い分けられているので、新技術だからといって、日本の屋根の構造が一変した訳ではありません。実際、立花伯爵邸「御居間」棟の屋根は「和小屋」です。

また、立花伯爵邸と同時代の設計例として木子幸三郎「渡辺伯爵邸日本館書院矩計図 」(明治36、7年頃 東京都立図書館蔵)をご紹介しますが、筋交いはあるものの、こちらも「和小屋」です。

木子幸三郎「渡辺伯爵邸日本館書院矩計図 」(明治36、7年頃)東京都立図書館蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花伯爵邸「大広間」の屋根を、並列する「西洋館」と同じトラス構造としたのは、おそらく意図的で、明るさと軽やかさが求められたからではないでしょうか。

 

100年も経過すると、当時の人々の新鮮な驚きを追体験するのは不可能に近いのですが、長々と最後までお付き合いくださった皆さまだけでも、その知識を持って「大広間」を訪れ、明るさと軽やかさと新しさを体験していただければと願っております。

 

 

【立花伯爵邸たてもの内緒話】は、明治43年(1910)に建てられた立花伯爵邸の建物・庭園の、内緒にしている訳ではないのに誰もご存知ない、本当は声を大にして宣伝したい見どころを紹介します。また、(株)御花 が取り組んでいる文化財活用の一環である、平成28~31年(2016-2019)の修復工事の記録や裏話もあわせてお伝えします。

▲ページの先頭へ

金銀に輝く壁紙にひそむ新旧の技術

2023/1/31

平成28~31年(2016-2019)の修復工事では、経年により変色した「大広間」の壁紙を、新旧の技術で再現して張り替えました。

作業はすべて、今では失われつつある、京都の職人さん【(株)丸二】の技によります。

 

◆ 旧壁紙の剥取

2016年8月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧壁紙の内側(残念ながら重要文書は出ませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒ずんでいた菱形文様は、蛍光X線分析を主とした調査の結果、真鍮(銅+亜鉛)による金色と銀の2色刷と判明しました。経年により、銀は黒色に、真鍮は銅が緑青化して緑がかった褐色に見えていたのです。

 

2016年9月 福岡市埋蔵文化センターにて

 

◆ 組子の修理

2017年3月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆壁紙の下張り

可能なかぎり旧来の手法を踏襲しましたが、下張りは反故紙を利用せず、新たな和紙を、厚さや糊付けを変えて七重に貼り重ねた上に、本紙を上張りしました。

 

2017年4月 ①骨縛り

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年5月 手前から白・②緑・⑦茶色の和紙が張られています

 

 

 

 

 

 

 

 

張り方によって糊の濃度も変えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①骨縛り:厚めの楮紙と濃いめの糊により、組子の暴れと型くずれを防ぐ

②胴張り:虫害や変色につよく、燃えにくい緑色の名塩和紙(雁皮に泥土をまぜた和紙)により、骨が透けて見えるのを防ぐ

③田の字簑:少し濃いめの糊を田の字につけ、緩衝となる空気層をつくる

④簑縛り:楮紙を押さえつけ、壁面化させる

⑤浮け:楮紙により通気のための層をつくり、下地の灰汁を通さない

⑥浮け(二重浮け)

⑦浮け縛り:茶色の機械漉和紙(混入物がない、のびが少ない)により、下が透けず皺がでない

 

◆壁紙の本紙上張り

本紙は越前の手漉き和紙です。和紙を漉くための枠「漉きぶね」も、「大広間」壁紙のサイズに合わせ、通常の襖のサイズよりも大きくなっています。

福井県越前市 やなせ和紙(http://washicco.jp)にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金銀2色の文様はスクリーン印刷、顔料は金属粉よりも変色しにくい、雲母と酸化チタンからつくられる顔料を使いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

福井県越前市 前田加工所にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丈夫な越前の手すき和紙に、新技術で刷られた輝きが、100年後まで変わらずに続いていくはずです。

*新技術はまだ100年の実績がないので、念のため「はず」と言っておきます。

 

壁紙が張り替えられた「大広間」は、とても明るく軽やかで、修復前とは印象がガラリと変わりました。(株)御花では、この「大広間」を披露宴会場としても活用していますが、金銀でおめでたく華やかな宴にピッタリ。100年前の建築当初には想定していなかった使い方なのに、先見の明でしょうか……

しかし、明るさと軽やかさのヒミツは壁紙だけではありません。ほかのヒミツもこれからご紹介していきます。

2017年6月 畳を敷く前 四分一も見えますか?

100年前の輝きをとりもどした「大広間」

 

【立花伯爵邸たてもの内緒話】は、明治43年(1910)に建てられた立花伯爵邸の建物・庭園の、内緒にしている訳ではないのに誰もご存知ない、本当は声を大にして宣伝したい見どころを紹介します。また、(株)御花 が取り組んでいる文化財活用の一環である、平成28~31年(2016-2019)の修復工事の記録や裏話もあわせてお伝えします。

 

▲ページの先頭へ

立花伯爵邸たてもの内緒話「知られざる四分一」

2023/1/26

四分一と書いて、シブイチと読みます。

辞書には、

①4分の1。四半分

② 銅3、銀1の割合で作った日本固有の合金。装飾用。朧銀。

③室内の貼付壁をとめるために周囲に取り付ける漆塗の細い木

と3項目の説明があります。 ※広辞苑・大辞林・大辞泉の記述を要約

 

今回の「四分一」は③の建築で使われる用語です。わたしは、刀装具などの金工品に用いられる②は知ってましたが、③は立花伯爵邸の修復工事を担当するまで知りませんでした。

 

しかし、立花伯爵邸「大広間」を見学された方すべてが、「四分一」をご覧になってるはずです。

立花伯爵邸「大広間」修復前

立花伯爵邸「大広間」修復後(現在)

 

お分かりいただけますでしょうか?

コレです。

壁からはずされた四分一(黒い方、残念ながらこれよりマシな写真はありませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「四分一」とは、4分×1寸、つまり断面が約12㎜×約30㎜であることに由来する呼称です。建築現場で壁や床などの境目を美しく始末するための「見切り材」の一種で、主に紙や布を貼った貼り付け壁の縁に取り付けられています。

 

実際にご見学いただくのが一番なのですが、修復前・修復後の両写真を凝視すると、各区画の壁紙に額縁のように付けられているのが見えてきませんか?

 

平成28~31年(2016-2019)の修復工事では、立花伯爵邸「大広間」の壁紙をすべて貼り替えました。

京都から職人さん達が下見に来た際に、わたしは初めて「四分一」を視認しました。何年も見てきて、来館者の皆さまに解説することもあった「大広間」なのに……まことにお恥ずかしいかぎりです。

2016年7月 職人さん・設計監理・現場監督の三者下見

 

 

 

 

 

 

 

 

壁紙を貼り替えると同時に「四分一」も新調するのですが、いくつかの難点が挙げられました。

1 最近は紙の貼り付け壁が激減、さらに「四分一」の施工例は希少で、作業経験のある職人さんも少ない。

2 「大広間」の「四分一」は黒漆塗り仕上げであるが、細長い木材に漆を塗るにはコツが必要。あつかえる職人さんはごく少数のうえ、高齢化している。

3 「大広間」の「四分一」は最長で2メートルをこえるほど長く、必要本数も大量。漆塗りには体力を要し、高齢化された職人さんから避けられる可能性がある。

「再利用しては?」とうかがうと、「四分一」は釘付けされていて、旧壁紙を剥がすには毟りとるように撤去するしかないとのこと。

 

釘? どこに?

わたしは下見のおよそ1年後、実際の作業を見てはじめて理解できました。

★★ 釘を見えなくするための工程、ぜひご覧ください ★★ 

まず、両端がとがった合釘 アイクギ を、「四分一」の内側に半分打ち込みます。その合釘が仕込まれた「四分一」を、傷が付かないよう当て木をして、紙を張り終わった壁に打ち付けています。

もちろん、ぴったりと納まるように、寸法は現場にて合わせます。

2017年6月 新調四分一のサイズ合わせ

 

 

 

 

 

 

 

「大広間」のすべての「四分一」が、一本一本このように丁寧に取り付けられました。

 

 

壁紙の撤去は修復工事の序盤。畳や瓦が次々に取り除かれ、「大広間」の内部構造が露わになっていきます。

左:剥ぎ取る前、右:剥ぎ取り後 釘隠ではなく四分一をご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年9月「大広間」 壁紙・四分一撤去後

 

 

 

 

 

 

 

はぎとられた四分一(全体のほんの一部です)

 

外された「四分一」の断面を見てはじめて、角が削られる「面取り」加工に気づきました。当然、すべての「四分一」が面取りされています。

 

このような、とても丁寧に工程が重ねられた贅沢さが、大名から伯爵となった立花家400年の歴史の重みだといえます。

 

この贅沢さは、立花伯爵邸の建築の各所に隠れていて、わたしも修復工事の過程でいろいろと再発見しました。しかし、どれも派手な綺羅びやかさはなく、一見しただけでは分かりにくいのです。

なかなかお伝えすることが難しい立花伯爵邸の見どころを、学芸員として非常にもどかしく思っていましたので、遅ればせながら修復工事の裏話も含めて、このブログでご紹介していきます。

 

【立花伯爵邸たてもの内緒話】は、明治43年(1910)に建てられた立花伯爵邸の建物・庭園の、内緒にしている訳ではないのに誰もご存知ない、本当は声を大にして宣伝したい見どころを紹介します。また、(株)御花 が取り組んでいる文化財活用の一環である、平成28~31年(2016-2019)の修復工事の記録や裏話もあわせてお伝えします。

▲ページの先頭へ

兜の脇立をはずせますか?-立花宗茂の月輪脇立-

2023/1/18

当世具足と組み合わされる兜、その両横につく飾りを「脇立」といいます。わたしが甲冑を展示する際に最も神経を尖らせるのが、この「脇立」を外す時です。

 

脇立がどのように付いているのか?どうやって外すのか?

★★★実際に外す動作を見るのが一番わかりやすいので、1月27日のオンラインツアー(*まだお申し込みできます)でご覧いただきたいところです。これこそ通常の展示室では不可能な、オンラインツアーの醍醐味!滅多にない機会ですので、是非ご参加ください。★★★

 

簡単にいうと、兜の両脇に出ている角元に脇立を差し込んで付けます。(*ネタバレを避けるため、参考写真はオンラインツアー開催後に追加する予定です)

大輪貫鳥毛後立頭形兜(伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真の脇立は、金属製だと誤解されがちですが、実は薄くて軽い木製です。黒漆が塗られ、鏡面のように仕上げられています。上部中央の蝶番により、半分に畳んで収納できます。

 

脇立の下部にご注目ください。角元が少し覗いているのが分かるでしょうか。

 

脇立を兜に装着する際は、真上から差し込みます。ただし、力まかせに押し込むと、抜けなくなる可能性があります。繊細な文化財を保護しながらの展示作業では、押し込むより引き抜く方が、コツが必要で難しいのです。

しかし、角元がみえると見栄えが悪いので、無理のない範囲で押し込まないといけない……これは前立や後立、頭立にはない、脇立だけにある葛藤です。

 

当世具足より以前の甲冑には脇立が付くことがないので、脇立を外した経験がある学芸員さんも、意外と少ないのではないでしょうか。学芸員でも、兜から脇立を外す瞬間を見る機会は希少だといえます。

 

脇立の外し方を一例でも知っていると、他の武将の脇立を鑑賞するのがサラに楽しくなります!

 

例えば、「銀大中刳大盔旗脇立頭形兜」(福岡市博物館所蔵)も、基本的な造りは同じなので、素材や構造を推測できます。だからこそ、大きな脇立を支える角元の形や、外した脇立を収納する箱についての疑問がサラに生じ、本当に楽しいです。

この楽しみを分かち合える方々が増えると嬉しいので、今回のオンライツアーを強くオススメいたします。

 

 

***ココまで知ればサラに面白い***

学芸員として人前で作品解説をする際、ココまで知ればサラに面白くなるけれどと思いながらも、時間等の都合でフカボリせずに終わらせることは少なくありません。そんな、なかなかお伝えする機会のないココサラ話をお届けします。

オンラインツアー「立花宗茂の甲冑大解剖~すべて魅せます!表も裏も細部まで~」は、オンラインだからこそできる内容を目指した当館初企画です。第1回目は「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」。展示中の甲冑を脱がせながら、裏側をのぞいたり細部に肉迫したりと、植野館長が直接カメラで撮影をしながら解説します。付録の「立花宗茂の甲冑大解剖解説冊子」(B6版16頁オールカラー)も充実しているので、例えば徳川家康とか、他の武将の当世具足を鑑賞するときにも必ずお役に立つはずです。

 

▲ページの先頭へ

立花宗茂はニワトリの羽根で兜を飾っていた?!後半

2023/1/15

宗茂の視点でニワトリを見るために、時間をさかのぼってみます。

現存する日本最古の書『古事記』(上巻 天の岩屋)に記される「長鳴鳥」は、鳴くことで太陽の出現をうながすところから、ニワトリを指すといわれます。闇夜が終わり、光輝く朝が来たことを告げるニワトリは、霊鳥として崇められていたようです。

イメージ参考図  狩野英信「中諫鼓鳥左松旭右竹月図」 江戸時代中期 当館蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、雄鶏同士を戦わせる闘鶏「鶏合わせ」の歴史は上代から始まり、時には、『平家物語』にみられるように、「鶏合わせ」で命運を占うこともあったようです。室町時代以降、闘鶏はさらに盛んになり、賭け事の対象ともなって広まっていきました。

 

現代っ子で食いしん坊のわたしは、卵や肉を食べる対象として見てしまうニワトリですが、400年前の宗茂が見ていたニワトリは、明るい朝が来たこと告げ、勇ましく戦う、美しい鳥であったのでしょう。例えば、宗茂より150年ほど後の絵師、伊藤若冲の代表作「絹本著色動植綵絵」【国宝】(国所有 宮内庁三の丸尚蔵館保管)に描かれたニワトリも、色鮮やかな美しさと力強さをもって迫ってきます。

 

久連子鶏などの日本鶏の一部は雑種化されることなく個性が守られ、今も大切に育てられています。容姿の良さ、声の美しさや長鳴性、報晨の正確さ等の長所が育まれ、戦うための強靭さや胆力を養われた日本鶏たちは、まさに芸術品ともいえます。

しかし、そのなかでも、宗茂の兜を飾る羽根のような、玉虫色に輝くほどの艶がある黒色で、幅が広く、ふんわりとカーブする、長めの尾羽をもつ種は、久連子鶏以外には見つけられませんでした。当時の宗茂と久連子地区との接点はなさそうなので、400年前には似た尾羽をもつ他の種も存在していたのでしょう。候補の1つに、鹿児島の幌鶏の系統を考えていますが、すでに絶種して確かめる術がありません。

 

宗茂の兜の羽根(鳥毛後立)は確かにニワトリの羽根ですが、聞くのと見るのとでは全くイメージが変わるはずです。是非オンラインツアーで、芸術品のような日本鶏の中から宗茂が選びぬいた、美しい尾羽をお確かめください。

 

新たな日(時代)の到来を告げる、美しさと強さを兼ね備えたトリの羽根は、まさに宗茂にふさわしく、見た目と意味のトータルでセンス抜群ではないでしょうか。

大輪貫鳥毛後立頭形兜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まったくの余談になりますが、この宗茂の鳥毛後立をふまえた上で、同じく鳥毛を兜の立物として使用する、宗茂より4歳年長の細川忠興(1563-1645)所用の兜の「山鳥尾羽の掴指」(黒糸威横矧二枚胴具足)を鑑賞されると、いろいろと考察がはかどるのでオススメです。

 

参考文献 『古事記』上巻「天の石屋②」(古事記ビューアー/國學院大學「古典文化学」事業)、尾崎士郎『現代語訳 平家物語 下』青空文庫文化遺産オンライン(文化庁)、黒田智「ニワトリ 神意を告げる霊鳥」(中澤克昭 編『人と動物の日本史2歴史のなかの動物たち』2009.1.10 吉川弘文館)、日本家禽学会HP「日本鶏の紹介」、小山七郎『日本鶏大観』1979.4.15 ペットライフ社

 

***ココまで知ればサラに面白い***

学芸員として人前で作品解説をする際、ココまで知ればサラに面白くなるけれどと思いながらも、時間等の都合でフカボリせずに終わらせることは少なくありません。そんな、なかなかお伝えする機会のないココサラ話をお届けします。

オンラインツアー「立花宗茂の甲冑大解剖~すべて魅せます!表も裏も細部まで~」は、オンラインだからこそできる内容を目指した当館初企画です。第1回目は「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」。展示中の甲冑を脱がせながら、裏側をのぞいたり細部に肉迫したりと、植野館長が直接カメラで撮影をしながら解説します。付録の「立花宗茂の甲冑大解剖解説冊子」(B6版16頁オールカラー)も充実しているので、例えば徳川家康とか、他の武将の当世具足を鑑賞するときにも必ずお役に立つはずです。

▲ページの先頭へ

立花宗茂はニワトリの羽根で兜を飾っていた?!前半

2023/1/11

来たる1月27日のオンラインツアーで大解剖される「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」。その兜を飾るニワトリの羽根について、フカボリします。

 

現存する立花宗茂の甲冑は、当館所蔵の2領「鉄皺革包月輪文最上胴具足」と「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」です。どちらも兜に鳥の羽根で作られた飾り(鳥毛後立)が付いています。

鉄皺革包月輪文最上胴具足

伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、動物性の素材は経年劣化が進みやすく、今の羽根飾りは、20年程前の修理時に補修されたものです。残されたわずかな羽根を頼りに探し求めた末、熊本県八代市の久連子鶏(熊本県指定天然記念物)の尾羽と近しいことが分かり、同地区の保存会の皆様のご厚意により貴重な尾羽をご恵贈いただきました。

久連子鶏 雄(写真提供 八代市)

久連子鶏 雄・雌(写真提供 八代市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお陰で、光を受けて玉虫色に輝く鳥毛後立が再現され、宗茂の勇姿がイメージしやすくなっています。

実際、宗茂の兜の羽根(鳥毛後立)は、ニワトリの尾羽を束ねたものです。

現代の修復時には貴重な久連子鶏の尾羽を使わせていただきましたが、400年以上前を生きていた宗茂が、希少だからという理由で「久連子鶏の尾羽」を指定したわけではありません。

 

久連子鶏は、平安時代に日本に渡来してきた小国鶏等を基とする、古い日本鶏種です。九州の秘境と呼ばれる五家荘久連子地区では、平家の落人たちが都を偲んで舞ったと伝わる「古代踊り」が連綿と踊り継がれてきました。そこでかぶる花笠は、長さ40cmほどの久連子鶏の雄の尾羽300枚以上がつかわれ、顔を隠すほどもっさりと飾られています。

久連子古代踊り(写真提供 八代市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

踊りに欠かせない、黒く長い尾羽のため、久連子鶏も大切に伝承されてきたのです。関係者の方々が大変なご苦労を重ねてきた結果、久連子鶏は現在まで保存されましたが、近代化による外来種の流入や交通網の発達が、他の多くの日本鶏を雑種化させ、絶種させてしまいました。

裏を返せば、宗茂の生きていた戦国時代において、日本鶏は珍しくない家禽であったはずです。

 

ニワトリといえば外国鶏種のブロイラーを思い浮かべてしまう現代っ子のわたしには、兜の飾りに「ニワトリの羽根」を選ぶセンスは、すんなりとは受け入れ難い……

しかし実物は、一見すると黒単色ですが、光を受けるとキラキラと輝き、とても美しいのです。

大輪貫鳥毛後立頭形兜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この美しさは、展示ケースのガラス越しでは伝わらず、歯がゆく思っておりました。だからこそ、今回のオンラインツアーは絶好の機会です。こちらではさらに大きく拡大することもできますが、ご覧いただくと、宗茂のセンスの良さを実感できます。

 

でも、美しいというだけで、宗茂はこの羽根を選んだのでしょうか?

宗茂がどんな視点でニワトリを見ていたのか、後半でもう少しフカボリしてみます。

 

 

参考文献 八代市HP「久連子鶏」、八代市HP「久連子の古代踊り」、熊本県HP「久連子鶏」、日本家禽学会HP「日本鶏の紹介」、農林水産省HP 広報誌AFF 2016年12月号「特集1とり」、今村安孝「久連子古代踊りと久連子鶏-ヒトとニワトリの関わりと久連子鶏のルーツ」(『畜産の研究』第59巻第3号 2005.3.1 養賢堂)、松崎正治・山下裕昭「熊本県のニワトリ遺伝資源」(『動物遺伝資源探索調査報告書』第16号 2006.3.31 農業・食品産業技術総合研究機構農業生物資源研究所)

 

***ココまで知ればサラに面白い***

学芸員として人前で作品解説をする際、ココまで知ればサラに面白くなるけれどと思いながらも、時間等の都合でフカボリせずに終わらせることは少なくありません。そんな、なかなかお伝えする機会のないココサラ話をお届けします。

オンラインツアー「立花宗茂の甲冑大解剖~すべて魅せます!表も裏も細部まで~」は、オンラインだからこそできる内容を目指した当館初企画です。第1回目は「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」。展示中の甲冑を脱がせながら、裏側をのぞいたり細部に肉迫したりと、植野館長が直接カメラで撮影をしながら解説します。付録の「立花宗茂の甲冑大解剖解説冊子」(B6版16頁オールカラー)も充実しているので、例えば徳川家康とか、他の武将の当世具足を鑑賞するときにも必ずお役に立つことでしょう。

▲ページの先頭へ

立花宗茂LINEスタンプあります

2022/4/14

立花宗茂のLINEスタンプがあるのをご存じでしょうか。

立花家史料館が所蔵する《立花宗茂像》を元にした「むねしげくん」(顔は全部同じ)が、いろんな言葉を発しているもので、LINE STOREで購入できます。
40種で120円です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殿さまなので、基本的に偉そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいいときもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ときにはテンションがあがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のことを紹介してくれたりもします。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠れない夜もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもすぐ元気になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

領地は

 

 

 

 

 

 

 

 

正室は

 

 

 

 

 

 

 

 

刀は

 

 

 

 

 

 

 

 

お酒を飲むと

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかに汎用性の高いものもありますので、どんどん使ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史好き、宗茂好きにしか使えないとお思いかもしれませんが
むしろ立花宗茂を知らない人に送ってみましょう。
きっとこのスタンプをきっかけに話題が広がります。

 

ところでLINEといえば、ミュージアムグッズを販売しているオンラインストア「雷切丸’s STORE」は、公式LINEアカウントがあります。
ときどきお得な情報が届きますので、ぜひおともだちになってください。

 

最後に、数の関係で残念ながらボツになった案を、ここにご披露します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
九州の大名だいたい友達

 

そんな「むねしげくん」LINEスタンプをどうぞよろしくお願いします。

▲ページの先頭へ

インタビューはじめました

2022/2/25

 

今年の1月から、YouTube立花家史料館公式チャンネルで新しい企画を始めました。

 

立花家史料館インタビューシリーズ

 

立花家に関わる様々な人たちへ、当館の館長がインタビューを行うシリーズ企画です。

このシリーズは3つのパートにわかれています。

■柳川藩主立花家 18代目の人々

 

 

 

 

 

立花家の18代目にあたる人々に、これまでの生い立ちや思い出、立花家のこれからについて思うことなどを聞く

 

■柳川藩主立花家のスペシャリストたち

 

 

 

 

 

立花家の資料に関わってきた研究者、職人に、これまでの仕事についてや、立花家の歴史資料の特徴などを聞く

 

■柳川藩主立花家をいろどる人々

仕事関係の人や近隣の人などといった、立花家とあらゆる形で関わりのあった人々、その当時の立花家の様子や出来事などを聞く

 

ただいまのところ
「柳川藩主立花家 18代目の人々」第1回 立花千月香さん(柳川藩主立花邸 御花 代表)と
「柳川藩主立花家のスペシャリストたち」第1回 江島香さん(柳川古文書館 館長)の
2回を公開しました。

 

インタビュー企画は、月に1回程度、生配信でみなさまにお届けします。
アーカイブか、もしくは多少編集したものを必ず公開しますので
生配信を見られない方もどうぞご安心を。

 

必要な機材類は文化庁の補助金で揃え、史料館スタッフのみで配信しています。

 

 

 

 

 

年が明けるまでは機材を触ったこともなかったまったくの素人が、なんとかかんとか配信してますので、つたない点も多々ありますが、しばらくは温かい目で見守ってください。
数を重ねていけば、少しは上達していくと思われます。

 

 

 

 

 

 

インタビュー企画の目的は、立花家について多くのみなさまに知っていただくということももちろんありますが、さらに別のねらいもあります。
それは、現在の立花家をとりまく状況、立花家の人々や研究者の思いなどを映像記録として残しておくことです。

文字や写真で知っている人物が、実際に動いてしゃべる映像からは
より多くの情報を得たり、その人を身近に感じたりすることができます。

伝わってきた歴史資料を未来へ伝えていくことと同じように
「いま」を未来へ残すことも、私たちの大切な仕事のひとつなのです。

 

今後なるべく多くの人々にお話しを聞けるように、現在いろいろ調整中ですので、どうぞおたのしみに。

ひとまず次回は3月の終わり頃に配信予定です。
初の出張生配信に、いまからどきどきです。

 

 

▲ページの先頭へ

【スタッフに聞きました】大河ドラマ妄想キャスト2021

2022/2/14

柳川藩主立花邸 御花スタッフと立花財団スタッフへのアンケートシリーズ第2弾は

「大河ドラマ妄想キャスト2021」

大河ドラマ「立花宗茂と誾千代」が実現したら、どんなキャストに演じてもらいたいかを、自由に妄想してもらいました。

(2022年でないのは、アンケートをとったのが昨年だったからです。)

それでは早速みていきましょう。
ブログを彩るイラストは大久保ヤマトさんによるものです。
(以下、主に敬称略)

【立花宗茂】

 

 

 

 

 

綾野剛
(理由)アクションできるし、戦いのシーンがかっこよく決まりそうということと、私の中ではほかの武将のイメージや漫画のキャラが定着しているということもなさそうだったので選びました。宗茂は人望に厚く、城主を追われても慕う部下が大勢いたと聞いたので、綾野剛さんのイメージが出てきました。

池松壮亮
(理由)肖像画の丸顔がなので。福岡県出身でおばあちゃん家が大川にある。

坂口健太郎
(理由)朝ドラで『俺達の菅波』と視聴者から人気大!

福士蒼汰
(理由)カッコ良いから可愛いまで演じられそう

藤原竜也
(理由)肖像画の顔が丸いから

田中圭

小関裕太
(理由)高身長で、育ちのよさそうな雰囲気がある。

 

【誾千代】

 

 

 

 

 

土屋太鳳
川口春奈
戸田恵梨香
(理由)立花家のお姫様は「御姫様」というイメージではなくて、運動ができて、ハートが強くて、さっぱりしたところが素敵なイメージが勝手にあるため選びました。イメージする人がいろいろ出てきて選べませんでした・・・・

広瀬すず
(理由)誾千代がキリッとしたイメージで、広瀬すずさんもキリッとしてそうなので。

大久保ヤマトさんも広瀬すずさんに演じていただきたいそうです。

武井咲
(理由)芯がしっかりしてそう

高畑充希
(理由)もしくは八千子でも

橋本愛
(理由)冷たそうで笑顔が可愛い

小松菜奈

清野菜名

浜辺美波

沢尻エリカ
(理由)視聴率とれそう

杉咲花

久保田紗友
(理由)きりっとした顔立ちがいい

 

【戸次道雪】

 

 

 

 

 

大沢たかお
(理由)大きくて強そう

市川海老蔵
(理由)力強そうな目が肖像画と重なるので
(理由)目のインパクトで!!

渡辺謙
(理由)似合いそう

佐藤浩市
(理由)目力がある

 

【高橋紹運】

 

 

 

 

 

役所広司
(理由)大きくて強そう

中井貴一
(理由)中井貴一さんと坂口健太郎さん親子を観てみたい
(理由)個人的に好き

唐沢寿明
(理由)歳はあいませんが、イメージです

鈴木亮平
(理由)鈴木亮平さんが好きなので

竹中直人

 

 

【豊臣秀吉】

 

 

 

 

 

柄本明

 

【加藤清正】

 

 

 

 

 

オダギリジョー

 

【黒田長政】

妻夫木聡
(理由)童顔なので、官兵衛より長政かなぁ

 

【大友宗麟】

 

 

 

 

 

陣内孝則

伊武雅刀

 

【宋雲院】

 

 

 

 

 

小泉今日子

 

【八千子】

 

 

 

 

 

吉岡里帆

今田美桜

 

以上です。

以前、同じように「立花宗茂がドラマ化された場合、どなたに演じてほしいですか」というアンケートをとったことがありました。
2013年4月に「葉室麟 トークライブ」が開催されたときのことです。

そのときの結果はこちらのブログでご覧いただきたいのですが
見比べてみると、いくつかの共通点があることがわかります。

 

①朝ドラの影響力

2013年の宗茂1位に松坂桃李さんがあがっていたのは、前年に放映された「梅ちゃん先生」で人気が爆発していたことからでした。
今回は「おかえりモネ」から、俺たちの菅波がランクイン。

 

②道雪のキャスティングのポイント

ずばり「目力」。

 

③宋雲院のキャスティング

2013年の2021年も小泉今日子さん。
これはもう決まりですね。

 

④柳川にゆかりのある役者さん

陣内孝則さん、妻夫木聡さん、今田美桜さんなど。

 

一方、前回との相違点もいくつか。

①誾千代のキャスティング

誾千代は若くして亡くなったということもあってか、2013年からはだいぶ変化がありました。

 

②ジャニーズがいない

今回はアンケート回答者の範囲が限られていたせいもあると思います。

 

いずれまた、もっと広くみなさんにご回答いただけるような
妄想キャストアンケートを実施する機会を設けたいと思っています。

そのときまでに、みなさんもぜひ、妄想力を全開にして
「立花宗茂と誾千代」大河ドラマのキャストやシナリオを考えておいてください。

▲ページの先頭へ

【スタッフに聞きました】立花氏庭園のここがおススメ!

2021/9/18

秋の連休シーズンが到来しました。

今はお家で過ごしてるけど、状況が落ち着いたらどこに行こうかな、とお考えのあなた
福岡県柳川市にあります、国指定名勝「立花氏庭園」をぜひ候補に入れてください。

立花氏庭園は、約7,000坪の敷地の中に歴史と安らぎと感動がぎゅっと詰まった
一粒で何度でもおいしい魅惑の地です。

いつかみなさまが訪れた折に、より深くお楽しみいただけるよう
立花氏庭園のことをよく知る柳川藩主立花邸 御花(公財)立花財団 立花家史料館のスタッフに
おすすめの場所や景色を教えてもらいましたのでご紹介します。

 


E(御花フロント)のおすすめ

[東庭園の木]

木の真下から見上げてほしい
水面にうつる木々と夏の雲も美しいです

Eさん提供

 

 

 

 

 

 

 

Eさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

写真に写っているのは、江戸時代のおもかげを残す東庭園の池の端にある大きな木。
水辺に腰かけて、大木を眺めながら風の音を聞けば
悠久の時の流れを感じることができます。

 

 

(御花ブライダル)のおすすめ

[西洋館2階 旧男性控室]

日の光が差し込む雰囲気が好きです

kさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

建物を正面からみたときに、入り口の上に飛び出た部屋。
ここが旧男性控室、またの名を喫煙室といいます。

特にきれいに光が差し込むのは、午後の時間帯でしょうか。

 

ちなみにこちらの部屋は、映画「坂道のアポロン」の撮影で
Hey! Say! JUMPの知念侑李さん演じる西見薫の自室として使われました。

 

さて西洋館からはもう一件。

 

yuri(立花家史料館受付)のおすすめ

[西洋館2階の広間]

重厚な建物と趣のある装飾、広間の空間はその当時の方々が楽しそうに語らったり、ダンスなどもされたのかな?と想像が膨らむ歴史を感じられる場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

明治43年に建てられ、110年以上の歴史を持つ西洋館。
様々な人々が集い、楽しい時を過ごしたことでしょう。
かつてのざわめきが聞こえてきそうな空間で
しばしタイムスリップ気分を味わってみてください。

天井の漆喰装飾や暖炉のタイルにも、ぜひご注目。

 

立花健太郎(御花ゼネラルマネージャー)のおすすめ

[東庭園の三柱神社]

歴史のある場所でもあるので、もう少し手を加えてゲストが気軽に参拝できる環境にできればな~という願いをこめて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[対月館2Fテラスからの眺め]

全体を見渡せる場所であることに加え、風通しが良く気持ち良い
イスなどをおいてリラックススペースにできないかな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

東庭園の三柱神社は竹林に囲まれた、静謐な雰囲気のある神社で
明治時代からこの場所にあります。

対月館は敷地の西の端にある建物で
2階テラスからは、東の端にある東庭園までを広く見渡すことができます。

どちらもこれから徐々に整備されていくようですので、どうぞおたのしみに。

 

N(庭園入口)のおすすめ

[雪景色の松濤園]

Nさん提供

 

 

 

 

 

 

 

Nさん提供(鴨の声が入っています)

--------------------------------------

柳川では雪が降ること、特に積もるほど降ることは年に数えるほどしかありません。
だからこそ雪で白く覆われた松濤園の姿は、貴重な景色といえます。

松濤園の雪景色は、ほかにもおすすめするスタッフがいました。 

 

御花スタッフ(御花フロント)のおすすめ

[雪化粧した松濤園]

御花スタッフさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

ときには雪が降らないまでも、池の水が凍ることがあります。
このときには飛来している鴨が凍った水面をぺたぺたと歩くかわいい姿が見られます。

 

さらに松濤園をより楽しめる天気をおすすめしてくれるスタッフがいました。

 

のりこ(立花家史料館受付)のおすすめ

[雨の日の松濤園]

お客様が「雨が降っているからまた今度来る」と言われる事があるのですが、雨の日の松濤園は緑が濃く見えたり、池に雨のしずくがポツポツ落ちるところと雨音が聞こえて、雨の日も絶好の見学日和だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

松濤園は松で構成された、緑のお庭です。
緑がいつも以上にいきいきとして見える雨の日は、実は絶好の見学日和。

大広間の縁側に座って庭を眺めながら、時間を忘れるひとときをお過ごしください。

 

空写真愛好家(御花フロント)のおすすめ

[いろいろな空と建造物]

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------

立花氏庭園には多くのフォトジェニックな建物があります。
加えて周りに大きな建物がないので、空が広く見えるのも特長です。

晴れた空、曇り空、夕焼け空。

あらゆる空に、建物たちというスパイスを加えれば
素敵な空写真となることでしょう。

 


立花氏庭園は、どんな季節であってもどんな天気であっても、いつも魅力的で
何回訪れても、そのときごとに違う印象を見せてくれる場所です。

部屋でゆったりするもよし
景色を味わうもよし
建物探検をするもよし

スタッフのおすすめを参考に
みなさん独自の立花氏庭園時間をお過ごしいただけたら幸いです。

 

なお柳川藩主立花邸 御花のInstagramでは
立花氏庭園や柳川を美しく切り取った写真が投稿されています。
ぜひフォローして柳川の季節のうつろいを写真を通しておたのしみください。

▲ページの先頭へ