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立花家史料館はしばらくお休みです

2020/4/5

前回のブログでは「車でのおでかけは立花家史料館へ」などと言っておりましたが
それからほんの数日で状況がまったく変わってしまいました。

福岡での感染者が急増したこともあり
立花家史料館は4月6日(月)から19日(日)まで
臨時休館することが決まりました。
※追記 臨時休館は5月6日まで延長いたします。
今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。
※5月1日追記 臨時休館は5月31日まで延長いたします。

 

 

 

 

 

 

開館の時期につきましては状況を鑑みて判断しますので、いまのところ未定です。
決まりましたら公式サイトtwitterでおしらせします。

 

休館に伴い、4月10日から始まる予定だった
特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」は開始日を延期します。
開始日はいまのところ未定ですが
これまた決まりましたら、公式サイトtwitterでおしらせします。

しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏に予定していた、こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」は開催を中止し
特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」の最終日を9月14日とします。

今年はお休み

 

 

 

 

 

 

 

 

 
もうひとつ大切なおしらせです。
公益財団法人立花財団は4月13日~19日の期間、休業します。
※4月7日追記 休業開始期間を前倒しし、4月8日~19日に変更となりました。
※さらに追記 休業期間は5月6日まで延長しております。

今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。
※5月1日追記 休業期間は5月31日まで延長になりました。
の期間は、電話やメール、郵便等の対応はできません。
休業期間につきましても、さらに延長する可能性があります。

 

では情報を整理します。

  • 立花家史料館の臨時休館
    → 4月6日(月)~5月31日(日) ※延長の可能性あり
  • 公益財団法人立花財団の休業
    → 4月8日(月)~5月31日(日) ※延長の可能性あり
  • 特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」
    → 開始日未定~9月14日(月)
  • こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」
    → 開催中止

 

最後に、家での時間を充実させるプランのご提案です。

YouTube立花家史料館公式チャンネルを見る

チャンネル登録者数のアップにご協力いただけたら幸いです。
おすすめベスト3はこちら

誾千代ってどんな人?

 

へっちゃらへいたろうシリーズ(全3巻)

 

柳川みのり幼稚園劇 立花宗茂―天に向かって、恥じぬ生き方こそ「立花」

 

Google Arts & Culture で遊ぶ

当館のコレクションを高解像度で見たり
オンライン展示で「名勝立花氏庭園の歴史」や「伯爵令嬢立花文子」の物語を知ったり
いろいろな楽しみ方があります。
さらに世界中の美術館・博物館へweb上で旅することもできます。

 

「立花宗茂と誾千代」が大河ドラマになったら…を妄想する

配役やストーリー展開、ロケ地や撮影セットなどを妄想してみましょう。
予算や年齢、史実等で縛りをかけて現実的に妄想するもよし
すべてを解き放ったあなただけのドリームプランを妄想するもよし。
妄想は自由です。しかも楽しい。

 

それでは、またお会いできるときがきたら
こちらから呼びかけますので
それまでお互い元気にお家で過ごしましょう。

 

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車でのお出かけは立花家史料館へ

2020/3/25

【ご案内】
このブログは3月25日現在の情報です。
立花家史料館は4月6日から5月6日まで臨時休館しております。
今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。

 

福岡近郊や熊本付近から車で行けるどこかをお探しの方
ぜひ立花家史料館へお越しください。

九州自動車道経由なら、みやま柳川ICでおりて、そこから約25分。
国指定名勝立花氏庭園の中にあります。
カーナビの目的地が「立花家史料館」で出ないときは
「柳川藩主立花邸御花」に設定してみましょう。

駐車場は近隣の柳川パーキングセンターをご利用ください。
入館料が割り引きされます。

柳川パーキングセンター入口はこちら

 

 

 

 

 

 

 

館内は、他のお客様と十分な距離を保ちつつご観覧いただける混み具合です。
平日ですと、特にゆったりと快適にご観覧できる時間帯もあります。

平日の午後3時

 

 

 

 

 

 

 

ただし3月31日までは
平日の閉館時間が午後5時(入館は午後4時30分まで)となっておりますので
どうぞご注意ください。
土日祝は通常通り午後6時閉館(入館は午後5時30分まで)です。

 

 

 

 

 

 

 

旅の思い出に、ミュージアムグッズをお求めになってはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

おすすめは手ぬぐいとトートバッグです。
最近は紙クリップも人気があります。
どれも軽くてかさばりませんので、いくつ買っても荷物にはなりません。

 

立花家史料館で購入したチケットで
柳川藩主立花邸御花の伯爵邸も見学することができます。
伯爵邸の家政局ではお雛さまとさげもんがずらりと並んで
みなさまのお越しを待っています。

 

 

 

 

 

 

 

さて、柳川では4月3日まで柳川雛祭りさげもんめぐりを開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水上パレード等のイベントは中止になりましたが
市内のさげもん展示は、いくつかを除いて、通常通りの展示がされています。
詳しくは、柳川市観光協会のサイトをご覧ください。

 

立花氏庭園の近くをぶらぶらと歩いているだけでも
楽しいお雛さまに出会うことができます。
たとえば古着屋西海岸の巨大雛段。
ふらりと飛んできたカラスも興味津々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

立花家史料館の現在の展示「花らんまん」は、4月6日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲きほこる花を描いた絵画や能装束、様々な技法で可憐な花をあらわした工芸品
華やかな宴を彩る酒器や茶弁当、艶やかな花のような美人画
姫さまたちの豪華な婚礼調度などを」見ながら
展示室でぜいたくな花見の宴気分をお楽しみください。

 

ちなみに立花氏庭園の桜の開花状況はこのような感じです。

3月25日現在

 

 

 

 

 

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今年は何の年

2020/1/2

あけましておめでとうございます。
2020年を迎えました。

 

 

 

 

 

 

さて2020年といえば何の年でしょうか。

違う!そう!(「いだてん」参照)
「立花宗茂 旧領復帰400年」の年です。

 

1600年の関ヶ原合戦で領地を失った宗茂が
大番頭役や奥州南郷の地を経て
旧領柳川へ再封されることが決まったのが1620年のことでした。

中野春翠「柳河旧城図」

 

 

 

 

 

 

それからちょうど400年。
記念の年ということで、当館でも何かしらのナニをアレしたいと思っています。
情報は公式サイトで公開しますので、ときどきのぞいてみてください。

 

さらに今年は「立花宗茂」の名を
全国のお茶の間に広める一年にしたいとも思っています。

旧領復帰400年を迎えた復活の人、立花宗茂をどうぞよろしくお願いいたします。

フェニックス宗茂

 

 

 

 

 

 

 

 

 
そして立花家史料館も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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記録頼みで振り返る夏と秋の出来事

2019/11/27

夏の記憶がありません。

はっと気がついたら、寒い季節に突入していました。

 

記憶はありませんが記録はありましたので
今年の夏と秋を駆け足で振り返ります。

 

 

まずは前回のブログで参加者特典だけ紹介した

立花家史料館友の会・公益財団法人立花財団賛助会 会員特典イベント
「旧柳川藩主・立花家のお盆」を特別体験
イベントの内容は次のようなものでした。

立花家の菩提寺である福厳寺に響く独特な黄檗宗のお経

 

 

 

 

 

 

立花家歴代のお墓参り

 

 

 

 

 

 

立花氏庭園に戻り、普段は非公開である立花家の御仏間でお参り

 

 

 

 

 

 

 
総位牌もご覧いただきました。

 

 

 

 

 

そして歴代藩主レクチャー

 

 

 

 

 

 

さらに立花家17代の兄弟3人を囲んだ夕食会

 

 

 

 

 

 

最後は燃えさかる精霊船を花火と共にお見送り

 

 

 

 

 

 

盛りだくさんな夏の午後でした。

 

 

夏から秋にかけての展覧会シーズンには
当館からの資料貸出ラッシュもありました。

これらの他に「博物館 明治村」も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展覧会シーズンが落ち着いた現在は、返却ラッシュのまっただ中です。

 

 

9月のとある雨の日。
史料館の外に突如大量のカエルが現れピョンコピョンコと大騒ぎ。
主に騒いだのは人間の方でしたが。
翌日には影も形もなくなっていた、あのカエルたちは
いったいどこから現れ、そしてどこに去っていったのか。
まあ大方は史料館横の堀でしょうけれども。

 

 

10月17日は誾千代の命日。
この日にあわせてYouTubeの立花家史料館公式チャンネル
「誾千代ってどんな人」を公開しました。

肖像画や文書などの資料と、これまでに撮りだめていた写真を駆使した動画です。
ラストは神々しくしてみました。
できればこれからもこのような動画を増やしていきたいと思っていますので
みなさまチャンネル登録をぜひともお願いします。

 

 

10月22日、即位礼正殿の儀の様子を見ていた学芸員が
「この風景見たことある」と、突然のデジャヴ発言。
平成のときのことを言ってるのかと思ったら
いやいや、うちの資料の中で見たと。
収蔵品のデータベースを検索してみたところ
大正天皇の御大典図がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは確かにデジャヴを感じる光景。
数千点ある資料の中の一枚(しかもこれまで展示したことはない)を
よくぞ覚えていたもんだと
早速収蔵庫から出してきて、アップで撮影し、twitterに投稿しました。

 

10月26日には第5回九州大名家資料研究会を
侍展開催中(当時)の福岡市博物館で開催しました。

 

 

 

 

 

過去の研究会の様子はこここことをご覧ください。
今年は「実戦期の伝来資料 -勝利への願い」をテーマに
4件の報告がありました
・細川忠興所用黒糸威二枚胴具足のレプリカ製作について
・柳川藩主立花家伝来の軍書と武具-軍書の仕様どおりに作られた武具類-
・戦国武将毛利元就の軍略と祈り-毛利家伝来資料から見た-
・実戦期における甲冑の様式変遷

九州のみならず中国四国地方の研究者も参加され
とても有意義な会になりました。
(その後の懇親会も含めて)

 

木の葉を散らす冷たい風が吹き、松濤園では鴨が群れ遊ぶ季節となりました。
世間は年末に近付きつつありますが、立花財団は12月から新年度となります。

次年度の展示スケジュールはこちらでご覧ください。
刀剣展がいつもとちょっとだけ違うことになりそうです。

 

「記録って大事だな」とは
歴史でご飯を食べている身として常々思っていましたが
今回改めてひしひしと感じたことでした。
これからは記憶喪失に気を付けます。

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立花家の令和コンビ

2019/4/23

5月1日からの新元号が「令和」と発表されて
3週間と少し経ちました。

今年のゴールデンウィークは長いお休みだし
令和ゆかりの地めぐりでもしてみようか
という方もいらっしゃるでしょう。

全国各地に令和ゆかりの地があるようですが
その中でも今人気が高いのは太宰府でしょうか。
新元号が発表されてからというもの
人々が押し寄せているとの噂を聞きました。

太宰府天満宮(立花家の古写真より)

 

 

 

 

 

 

 

 

令和にゆかりがなくてもいいけど
なんとなく令和が感じられる場所に行きたいな、という方に
ぜひおすすめしたい場所があります。
それはここ、柳川です。

 

 

 

 

 

 

実は歴代立花家当主の中に「なんとなく令和な」コンビを見出しました。

 

 

さて、ここでまずは新元号「令和」の出典をみてみましょう。

初春令月
気淑風和
梅披鏡前之粉
欄薫珮後之香

『万葉集』の「梅花の歌三十二首」の序だそうです。
この中で注目したいのが
初春の令「月」と白粉のような「梅」です。

 

立花家で「月」といえば、立花宗茂(立花家2代)。

 

 

 

 

 

 

 

 
月輪モチーフの甲冑を身に着けた戦国武将です。

鉄皺革包月輪文最上胴具足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「梅」といえば、戸次道雪(立花家初代)。

福厳寺蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
戒名は「福厳寺殿梅岳道雪大居士」。
葬られた立花山養孝院は後に梅岳寺と改名されています。

 

 

 

 

 

 

 

つまり立花家の初代と2代は、なんとなく令和なコンビなのです。

令和コンビの2人

 

 

 

 

 

 

 

立花家の令和コンビにゆかりのものを見ることができるのが
柳川にある「立花家史料館」です。

7月15日まで開催している特集展示「刀を見る、伝来を知る 柳川藩主立花家伝来の刀剣」では
二人にゆかりのある刀剣を紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは「梅」担当、戸次道雪ゆかりのこちら。

脇指 無銘(雷切丸)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戸次道雪が雷を切ったと伝わる刀です。
梅担当武将は、実は雷担当武将としての方が有名だったりします。

 

次に「月」担当、立花宗茂ゆかりがこちら。

【重要文化財】剣 銘 長光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実父高橋紹運から譲り受けた剣です。
ほかにも、ずばり月モチーフの兜も展示しております。

伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「令和」とは特につながりませんが
なんだかおめでたい気分になる国宝もおすすめです。

【国宝】短刀 銘 吉光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和ゆかりの地・太宰府から、令和コンビゆかりの地・柳川までは、西鉄電車が便利です。
太宰府観光列車「旅人」や、柳川観光列車「水都」で、素敵な旅をお楽しみください。

 

まもなく始まるゴールデンウィークには、「なんとなく令和」を感じる立花家史料館へ。
令和コンビゆかりの刀剣たちが、みなさまのご来館をお待ち申し上げております。

 

[おまけ]
毎年、館長の誕生日にオーダーするオリジナルケーキ。
今年は令和ケーキにしてみました。
宗茂の金地三日月図軍扇に梅の花が一輪。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳川藩士の末裔であるパティシエに作っていただきました。

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伯爵の方の立花家

2019/2/9

去年9月に始まった、朝ドラ「まんぷく」で
安藤サクラさん演じる主人公の名前は立花福子。
この朝ドラ効果により、どうやら現在のところ一番勢いのある立花家は
萬平さんと福ちゃんの立花家のようです。

そこで今回は、他にこんな立花家もありますよというアピールとして
江戸時代には柳川藩主であった、伯爵の方の立花家を紹介してまいります。

 

伯爵の方の立花家で最初に伯爵になったのはこの人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花寛治(たちばな ともはる)、立花家14代当主です。

農業で地元や国に貢献するという志を持ち
私財で柳川に農事試験場を開きました。

農事試験場で栽培されたブドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

農事試験場では種苗交換会や農産物品評会を行い
農事の発展につとめました。

柿の出荷準備

 

 

 

 

 

 

 

 

東京にある屋敷を、上京した学生のための寄宿舎にしたりと
教育・育英事業の分野に力を入れたりもしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪いものは体に入れない主義で
お酒や煙草は口にしなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、伯爵の方の立花家は犬が好きなので
この後の写真にも頻繁に犬が登場します。

 

寛治の次の伯爵はこの人

 

 

 

 

 

 

 

立ち姿が渋い、立花鑑徳(たちばな あきのり)
立花家15代当主です。

 

伯爵の方の立花家は、ラーメンではなく蜜柑を作っていました。

 

 

 

 

 

 

 

鑑徳が開墾した広大な蜜柑園「橘香園(きっこうえん)」では
あの千疋屋でも取り扱われるような優良な蜜柑を育てていました。
橘香園は、現在も立花家の手によって運営されています。

橘香園開墾の様子

 

 

 

 

 

 

 

鑑徳の妻、艶子は田安徳川家の出身。

田安徳川家家族写真 後列右端が艶子

 

 

 

 

 

 

 

 

艶子の父は田安徳川家9代当主、徳川達孝。
徳川宗家16代、徳川家達の実弟にあたります。

 

鑑徳と艶子の娘、文子は明治43年に生まれました。
萬平さんのモデルとなった安藤百福さんが生まれたのと同じ年です。

右が文子 左は寛治の妻・鍈子、手前はスーちゃん(犬)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伯爵の方の立花家の一人娘はスポーツが得意。

 

 

 

 

 

 

 

家に作ってもらったテニスコートで練習に励み
昭和8年には全日本女子テニス選手権大会のダブルスで優勝しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな文子の元に、婿としてやってきたのが島村和雄。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥 島村速雄の次男です。

島村家家族写真 左端が和雄

 

 

 

 

 

 

 

和雄も文子と同じくスポーツが得意で
スキーは共通の趣味でした。

後列右端が和雄、その隣が文子

 

 

 

 

 

 

 

朝ドラの福ちゃんたちも克子姉ちゃんの香田家や真一さんと行き来がありますが
伯爵の方の立花家にも、親戚が遊びに来ます。

 

 

 

 

 

 

 

このときに来たのは、和雄の弟妹たちと文子の従姉妹。
みんなで海水浴や釣りを楽しむ様子を写したフィルムが残っています。

 

伯爵の方の立花家は塩は作りませんが、潮干狩りは好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有明海の干潟で潮干狩りを楽しみます。
伯爵夫人も着物の裾をからげ、足袋着用で張り切って貝を探します。

右が伯爵夫人・艶子

 

 

 

 

 

 

 

和雄と文子に長男が生まれたのが昭和12年のこと。

初節句

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご先祖の戦国武将・立花宗茂の宗と、鑑徳の鑑をとって
宗鑑と名付けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華族制度の廃止により
伯爵の方の立花家が、元伯爵の方の立花家になったのは
宗鑑が小学生の頃のことでした。

 

そして戦後の立花家は、既成概念をぶち壊す発想で困難を乗り越え
今の立花家へと続いていくのですが
それはまたの機会にでも。

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女優カレンダーで華やか学芸室

2018/12/30

もうすぐ新しい年を迎えますが
みなさんのお家ではカレンダーの準備はととのいましたか。

当館学芸室ではこれまで、収蔵資料画像ご利用の成果物としてお送りいただいた
甲冑カレンダーや刀剣カレンダーを愛用しておりました。

甲冑も刀剣も全国の選りすぐりの作品が月替わりで登場し、とても楽しみなのですが
毎年当館の収蔵品が採用されるわけではなく
各人が手元の卓上カレンダーで済ませる年もありました。

 

そんな一昨年の暮れ、突然華やかなカレンダーが送られてきたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東宝の女優さんカレンダー。

一昨年に開催したイベント時に衣装をお借りした
高津装飾美術株式会社が送ってくださいました。

表紙は長澤まさみさん。
さらに各月を名だたる女優さんが彩ります。

 

早速学芸室のドアにかけてみたところ
殺風景な部屋が華麗に変身。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
さすがは長澤まさみさん。
無骨なヘルメットにも負けず、輝いています。
華やかさをもたらすこの素敵カレンダーには
学芸室ドアの主となっていただくことにしました。

毎日幾度となく開け閉めするドアですが
そのたびに目に入るのが素敵カレンダーだと、気持ちも華やぎます。
ただ、なんとなくめくらないうちに日々が流れてゆき
結局一年間、表紙の長澤さんを眺めて過ごしました。

 

そして今年の12月、またまたやってきたのです。
あの素敵カレンダーが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年版東宝カレンダー。
またまた表紙は長澤まさみさん。
なんでも15年間も東宝カレンダーの表紙を飾っておいでだそうです。
2018年とは雰囲気の違う髪型に、赤い服もよくお似合いです。

 

○月の女優さんは誰でしょうクイズをしたり
2018年カレンダーと女優さんラインナップを比べたりと
みんなでひと通り楽しんだ後
またまた学芸室のドアに鎮座していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年も学芸室を華やかにしてくださることでしょう。
せっかくいろんな女優さんが出演していらっしゃるので
来年こそは月が変わる度にめくろうと思います。

 

これから先、甲冑や刀剣のカレンダーへ当館収蔵品が採用された際に実現するであろう
かっこいいカレンダーと素敵カレンダーとの競演が楽しみです。

 

さて、2018年も間もなく幕を閉じようとしていますが
立花家史料館は年末年始も休まず開館しています。
28日からは新春テーマ展「めでたづくし」が始まりました。
多種多様な「おめでたい」デザインの作品をあつめてきた展示室で、皆さまの新春を寿ぎます。
太宰府へ初詣においでの折は、ちょっと足をのばして
ぜひ柳川へもお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

まもなく来る年がいい年でありますように。

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山口旅行記5 ~萩の町、そして余裕の帰路~

2018/12/5

立花財団スタッフ・財団元スタッフ・御花スタッフの山口旅行記。

これまでのお話はこちらです

第1回 計画と出発

 

 

 

 

 

 

 

第2回 たどりつかない山口

 

 

 

 

 

 

 

第3回 夕暮れの角島

 

 

 

 

 

 

 

第4回 水上からの萩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水上からの萩を楽しんだ後は、陸上から萩を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治維新150年ということで
今年は萩でもいろいろな催しがあったようです。

 

さてそんな萩の町観光の、最初の目的地はこちら。

 

 

 

 

 

 

菊屋家住宅です。

道路沿いに張り出してあった案内板によると
こちらは萩藩の御用を務めた豪商の家で
現存する大型の町家として最古に属し、建築史上極めて貴重ということから
主屋や蔵、釜場などの5棟が国の重要文化財に指定されているとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げると古い雨樋が残っていました。
立花邸にもちょっと似た雨樋があります。

立花邸大広間の雨樋

 

 

 

 

 

 

 

 

受付を経てお座敷にあがると、手入れの行き届いたお庭に迎えられました。

 

 

 

 

 

 

見学中は知識の豊富なガイドさんがついてくださり
細かい質問にも的確にお答えいただけます。
おしゃれなポロシャツも印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花家にはないけれど、ときどき見かけることのある
歴代当主の集合写真的な掛け軸、毛利家バージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古い電話室。
アルファベットの記述が「TELEPHONE」ではなく
「DENWA」なのがおもしろい。
電話番号は5番。

 

屋敷内では他にも、菊屋家でかつて使われていた道具類や部屋
さらに貴重な絵画、古文書類を見学できます。

このとき展示されていた絵画は鳥の絵が多く
菊屋家版の「いろトリどりの宝モノ」を堪能することができました。
ちなみに次回の立花家の「いろトリどりの宝モノ」は2019年7月19日からです。

 

そしてここで、この旅一番の蘇鉄に出会いました。

 

 

 

 

 

 

 

ダンスグループのフォーメーションを思わせるシルエット。
すっきりとしていて、それでいてボリューム感もあるフォルム。
さすがは藩の御用宅に借り上げられることしばしばというお家の蘇鉄。
貫禄と気品を感じました。

 

さて次の目的地は、菊屋家住宅を出てすぐにある御茶処 惺々庵です。

 

 

 

 

 

 

 

丁寧に点てられたお抹茶を、萩焼のお茶碗でいただきます。
暑い日で(既にお忘れかもしれませんが7月の話です)大量に汗をかいた後だったこともあり
体にしみこんで行くような一服でした。
突然大人数で訪れたにも関わらず、快くご対応いただきありがとうございました。

 

さて、夕方までに筑後地方へ帰り着く必要のある(第4回参照)我々の旅は
高速道路の開通状況や混雑具合を鑑みると
そろそろ帰路につかなければなりません。
萩の町に別れを告げ、高速道路をひた走り
壇之浦PAで休憩。

 

 

 

 

 

 

ここで、通行止め全線解除のニュースを得ます。
ということは一般道におりる必要はなくなり、高速一直線で帰ることができます。
お昼は車中で軽く、のつもりでしたが
時間に余裕ができたので
もう少し進んだところでゆっくり食べることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

一蘭も入っている古賀SA(下り)で昼食休憩。
時間に余裕ができたら、気持ちにもお腹にも余裕ができ
ソフトクリームまで食べてしまいました。

古賀SAを出発し「宗茂トラックとすれ違わないかな」などと話しながらどんどん南下。
時間にまだ余裕があったので、基山PAでも休憩。
気持ちにもまだ余裕はありましたが、もう何も食べませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

休憩を重ねたことで、最終的にちょうどいい時間に到着。
解散となりました。

 

今回の旅は研修の意味合いは全くない旅だったので
立花家に関係しそうな場所や毛利家の歴史的な何かなどは訪れていません。
そばを食べて観光地をいくつかめぐり、蘇鉄を撮るという普通の観光旅行でした。

旅先ではついつい歴史に関する場所や美術館・博物館に行きがちな私たちですが
立花氏庭園という観光地内に位置する館のスタッフとしては
観光のための旅行というのもよい経験となりました。

 

以上、ずいぶん長くかかってしまいましたが、これで山口の旅の記録はおしまいです。
年を越さなくてよかった。

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山口旅行記4 ~水上からの萩~

2018/11/10

立花財団スタッフ・財団元スタッフ・御花スタッフの山口旅行記。

これまでのお話はこちらです。

第1回 計画と出発

 

 

 

 

 

 

 
第2回 たどりつかない山口

 

 

 

 

 

 

 

第3回 夕暮れの角島

 

 

 

 

 

 

 

一夜明け、それぞれ朝風呂を浴びたり浴びなかったりした後
ご飯のお供が豊富な朝食をおいしくいただきました。

 

 

 

 

 

 

食後にラウンジのソファに腰掛けると
夕べは真っ暗で見えなかった海が
目の前に広がっていました。
大量に飛んでいるのはトンボです。
チェックアウトを済ませ
まずは今日の予定についてミーティングを行いました。
(行き当たりばったり旅なもので)

館長は夕方から筑後で仕事があるので
それまでには帰らなければなりません。

高速の状況と渋滞具合(第2回参照)を考えると
お昼前には萩を出発する必要があります。
短いミーティングの結果

萩八景遊覧船 → 菊屋家住宅 → 御茶処 惺々庵

というルートでまわることにしました。

 

お世話になった宿を出発し、遊覧船乗り場へ。

 

 

 

 

 

 

萩八景とは、江戸時代に長州の3代藩主毛利吉就が
お抱え絵師雲谷等璠、歌人安部春貞、学者山田原欽に命じて選ばせた
萩城下の8つの佳景のことで
萩の三角州の周囲を取り巻くようにつくられています。
(萩八景遊覧船パンフレットより)

 

 

 

 

 

 

 

萩城跡横の指月橋あたりに乗り場があります。

 

 

 

 

 

 

ライフジャケットを着て、いざ出発。
柳川のどんこ舟とは違い、屋根付きでモーターを動力としています。

 

 

 

 

 

 

 

船から景色を見ると、陸から見るそれとは
また違った趣を楽しむことが出来るので
観光地に船があったときには乗ってみることをおすすめします。

この遊覧船では、萩八景音頭的な歌をBGMに、船頭さんが解説をしてくださいます。

橋をくぐる時にかがむのは、柳川のどんこ舟と同じ。

 

 

 

 

 

 

 

船は堀を出て橋本川へ。
両岸に立ち並ぶ家々や、松並木などを眺めながらぐんぐんと進みます。

 

 

 

 

 

 

この山はおそらく面影山。

橋本川を上流へと向かっていた船は
萩八景のひとつ「桜江の暮雪(さくらえのぼせつ)」あたりでUターン。

ふたたび堀へ入り

 

 

 

 

 

 

 

指月山を左に見ながら海へ出ます。

 

 

 

 

 

 

小さな船で大海原へ出るのは少し不安もありますが
気持ちよい潮風に吹かれつつ、「萩六島」を間近に見ることができます。
「萩六島」は、NHKの「ブラタモリ」でも解説されていた
火山で出来た平らな島々です。
本ブログの最初の方で、ホテルラウンジから見た風景の画像にも写っています。

 

やがて船はスタート地点へ戻り、約40分の船旅はおしまいです。

 

 

 

 

 

 

船乗り場で帰りを待っていてくれた強いザリガニのうちわよ、
ありがとう、楽しい船旅でした。

 

ちなみに遊覧船の駐車場にも蘇鉄がありました。

 

 

 

 

 

 

何かのキャラクターみたいな、こんもり蘇鉄。

 

さて次に向かうのは萩の城下町。

今回は時間の都合で訪問できませんでしたが
城下町には萩博物館があります。

 

 

 

 

 

 

次回は必ず素敵な発見をしに来ます。

 

 

 

 

 

 

 

大名道具収蔵館にあるあるな展示作品たち。
甲冑に書画に婚礼調度。
同じようだけど家によって少しづつ違うので
ぜひいろんな館を巡ってみてください。

 

このあと我々は維新150年にわく萩城下町にある
菊屋家住宅へ向かうのですが

 

 

 

 

 

 

それはまた次回。

 

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不定期更新「山口旅行記」
次回やっと最終回になると思います。
果たして夕方までに筑後に着くのか。

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山口旅行記3 ~夕暮れの角島~

2018/10/31

立花財団スタッフ・財団元スタッフ・御花スタッフの山口旅行記。

これまでのお話はこちらです。

第1回 計画と出発

 

 

 

 

 

 

 
第2回 たどりつかない山口

 

 

 

 

 

 

 

瓦そばの時間が予定よりも大幅に遅れてしまったので
宿泊予定のホテルに連絡をし
夕食の時間をいっぱいまで遅らせてもらうことにしました。
(ホテルの方も親切でした)

あわせてチェックイン時間も遅らせたことで
少し時間に余裕ができたため
みんなが行きたかった角島へ寄ることに決定。

 

角島は、山口県の西に浮かぶ島で
本州とは角島大橋でつながっています。

画像検索するとおわかりになるかと思いますが
南の島と見紛うようなエメラルドグリーンの海!
そしてまっすぐに伸びる橋!
という最高のロケーションを誇る島です。

このとき季節は夏(7月でした)。
天気は快晴。
写真で見たあの海がきっと見られるはず!
だったのですが
角島に着いたときにはすでに夕方。

後部座席から撮影

 

 

 

 

 

 

 

エメラルドグリーンの時間は、すでに終わっていました。

心の中で海の色を補完しつつ走ること10分弱。
車は角島灯台公園へ着きました。

公園の駐車場には美人海女の店がありましたが
残念ながら閉店の時刻を過ぎていた模様。

 

 

 

 

 

 

 

灯台公園には、明治9年に完成した、日本海側初の洋式灯台である
角島灯台があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
立花伯爵邸は明治43年完成なので
こちらの灯台の方がだいぶ年上です。

設計はイギリス人技師のR.H.プラントン。
営業時間内であれば、中を見学することができるようです。

付近には灯台記念館もあります。

 

 

 

 

 

 

こちらは職員の宿舎だった退息所を利用した施設で
角島の歴史や日本各地にある灯台が紹介されているそうです。

公園内をふらふらと歩いていたら
もこもことした蘇鉄を見つけました。

 

 

 

 

 

 

立花邸で日常的に蘇鉄を見ているせいか
どこに行っても蘇鉄が気になります。

 

次回は見学ができる時間に訪れることを、海と蘇鉄に誓いました。

 

 

 

 

 

 

 

さようなら、駐車場の楽しげなブイたち。

 

 

 

 

 

 

 

再び角島を渡り本州側へ。

 

 

 

 

 

 

 
エメラルドグリーンの海ではありませんが
夕暮れの角島大橋を見ることができました。
これはこれで素敵な風景でした。

 

さて、ここからは一路萩へと向かい
本日のお宿「萩一輪」へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着後は3つの部屋へ分かれて荷物を整理し
地元の魚や見蘭牛、鯛の炊き込みご飯などを賑やかに食べ
温泉で旅(渋滞)の疲れを癒やし
やたらと充実したマッサージ器や美顔器で寛ぎつつ、翌日の計画を立て
ゆっくりと休みました。

 

夜の海(見えない)

 

 

 

 

 

 

 

 

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不定期更新「山口旅行記」
次回は萩の町を船で巡ります。

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