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豊後旅行記④ デジャヴ特急に乗って

2013/7/12

別府湾沿いにあるホテルの部屋からは、海から朝日が昇る様子が見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の日の出は5時半くらい。
まだ早いので、写真を撮ってからもう一眠り。

 

改めて起床し、「あまちゃん」を見ながら朝ご飯。
名残惜しいけれど、素敵なお部屋ともこれでさようなら。

 

チェックアウト後は電車の時間まで、別府の町を散策しつつ、昼食の調達。
ガイド役は、別府を地元とする我らが室長です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソルパセオ銀座商店街では、シャッターに世界各国をモチーフとした絵が描かれています。
これらの絵は、別府大学や立命館アジア太平洋大学の学生によるものだそうです。
写真のシャッターはタイを描いたもの。
それにしてもこのお店、上の「ナショナル」の看板もすごく気になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竹瓦温泉までやってきました。
竹瓦温泉は、明治12年創設。
(その頃立花家では、柳川に御本邸・御隠邸を建設中)
現在の建物は、昭和13年に建てられたそうです。
(その頃立花家では、蜜柑園を開墾していました)
2009年には近代化産業遺産に認定されています。
(その頃福岡県立美術館では、「柳川 立花家の至宝」展開催中)

竹瓦温泉からのびるアーケードは、日本に現存する最古のアーケード・竹瓦小路アーケード。
こちらも近代化産業遺産。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このアーケードを修復し、保存しようという願いを込めて作られたのが「たみこの夢弁当」です。
JR九州の駅弁ですが、駅では売っていません。
JR九州の窓口で引換券を受け取り、竹瓦小路の端、竹瓦温泉の目の前にあるTAKEYAで引き換えます。
ちりめん、しいたけ、豊後牛などの名物がたくさん入っており、デザートにはカレーパンとゆずようかん。
室長イチオシのお弁当なのですが、今回はTAKEYAがお休みだったため、食べることができませんでした。
残念。

そこで、「一番古い」つながりで、お昼ご飯はこちらで購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創業大正5年、友永パン。
大分県で一番古いパン屋さんです。
お客さんが多い!なにしろ安い!
ついついたくさんのパンを買い込んだところで、そろそろ電車の時間。

 

これから九州横断特急に乗って、戸次道雪誕生地・鎧岳城があった豊後大野市の、緒方駅へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車の中で、早速買ったパンを食べる。
味付パンが想像以上においしいのでびっくり。
バターフランスもおすすめです。

自由席だったので一番前に座りました。
運転席越しに前方の景色が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特急で単線、そして車窓に広がる緑色の景色……この感じ、なんとなく覚えが。
そう、都城島津邸で「柳川立花家と島津家」展が開催されたときに
鹿児島中央駅から西都城駅まで乗った、特急「きりしま」の雰囲気に似てる!

 

思い出したことに安心しながら、3人でわいわいしていると(パンは食べ終わった)、
車内改札に来た車掌のお姉さんが「緒方で何かあるんですか?」
私たちそんなに楽しそうにしちゃってましたか。
イベントとかそういうのではないんですけど、歴史民俗資料館にちょっと
とむにゃむにゃ答えはしましたが、
車掌さんは、わかったようなわからないような笑顔を残して去っていかれました。

 

のんびりした景色にまったりとしてきたところで、緒方駅に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、まずは豊後大野市歴史民俗資料館に向かい、
それから鎧岳を目指します。

 

つづく。

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