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宗茂弁当を食べてみました

2010/12/9

img_0801御花のレストラン集景亭で、特別展開催中の期間限定メニュー「宗茂弁当」を食べてみました。
小鉢に少しずつ料理が盛られており、見た目もとても華やか。
宗茂にちなんだ料理として、赤飯・なます・黄飯(おうはん)が盛り込まれていました。
赤飯となますは、宗茂が放浪中に民家で赤飯となますをふるまわれ、ヤナギの枝を削ったもので赤飯を食べ、なますを手の甲にのせて食べたという故事にもとづいています。

img_0802黄飯はクチナシで色をつけた文字通り黄色のご飯。大分県臼杵の郷土料理だそうです。
臼杵は宗茂の主君大友家ゆかりの地。
大友宗麟がキリシタン大名であったことから、この黄飯はスペインのパエリアの影響を受けているのではないかとも言われています。
やわらかくやさしい味で、洋風の炊き込みご飯といった感じです。
ちなみによく誤解されがちですが、宗茂自身はキリスト教とは関係ありません。

img_0803最後にデザートとして果物がついています。
果物の種類は日によって違うようで、この日の果物はイチゴでした。

宗茂弁当は御花集景亭の昼食メニュー(11:00〜15:00)として、1月10日までお召し上がりいただけます。
特別展を見学された後、お昼ご飯に宗茂弁当をゆったり味わってみてはいかがでしょうか?
お値段は2,500円(税込)。ただし、調理に少し時間がかかるようですので(約30分)ご注意ください。

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宗茂検定を実施しました

2010/11/21

特別展の関連イベントとして、11月20日に中野等先生による記念講演会の開催と立花宗茂検定を実施しました。
宗茂検定は初の試みであり、どのくらい参加者が集まるのか不安でしたが、九州各地や四国、関西などから23名の方々にご参加いただきました。
どうもありがとうございます。

宗茂検定の問題用紙

宗茂検定の問題用紙

さて、肝心の内容ですが、今回は宗茂の兜のレプリカを最高得点者の賞品として贈呈するということもあり、かなり難易度の高い問題となりました。
そんなわけで少しマニアックすぎたかもしれません。
学芸員の目から見ても、「これは解けないのでは…?」と思われる問題もありましたので、果敢に挑戦していただいた受験者の皆さまには本当におつかれさまでした。

参加者の皆さまへの認定証の発送は12月上旬を予定していますが、最高得点者の発表だけは、11月26日(金)に特別展の特設サイト上で行います。
宗茂兜レプリカは誰の手に渡るのか?
楽しみにおまちください。
もうひとつのイベント、中野先生の講演会の詳細ついてはまた後ほど。

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立花家の至宝展のこと①宗茂の所用品

2008/11/5

展覧会までおよそ2か月となり、準備もあわただしくなってきました。

立花家の至宝展は、当家に伝わるさまざまな美術工芸品や文書資料の中から、江戸時代までのものを対象に200件が展示され、全体は、大名立花家の〈武と花〉の2部構成となっています。

特に初代藩主立花宗茂(立花家としては戸次道雪を初代とするので、宗茂は立花家2代といいます)関係の具足、刀剣、自筆文書などは充実した展示内容となっているところが見どころのひとつです。宗茂所用と伝わる重要文化財の金熨斗刻大小拵(個人蔵:京都国立博物館寄託)は福岡初公開!私たちも楽しみにしています。

立花宗茂像

立花宗茂像

国宝 短刀 銘吉光

国宝 短刀 銘吉光

図録も販売されますので、展覧会にお越しの折はぜひお求めくださいね。

 

立花宗茂所用 三日月図軍扇

立花宗茂所用 三日月図軍扇

 

 

 

 

 

 

 

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