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特別展のみどころ

2010/10/23

特別展「立花宗茂」開催まで、あとわずかとなりました。
本日は展覧会のみどころについて、ご紹介します。

御花の大広間に飾られた金甲今回の展覧会の目玉は、なんといっても立花宗茂の具足の露出展示です。
宗茂所用の具足1領を露出展示し、その周囲に金甲数十頭を並べる予定です。
金甲とは桃の実をかたどった桃形兜(ももなりかぶと)に金箔を押したもので、立花家には同種のものがなんと239頭伝わっています。どうやらこの兜は藩主の馬回りを固める一隊にそろって着用させたもののようです。
古いものは桃山時代までさかのぼりますので、宗茂の出陣の際にも、この金甲を着用した兵士が、ずらりまわりをかためていたのでしょう。

宗茂の甲冑の露出展示は初めての試みであり、一体どのような展示になるのか、私たちも楽しみです。
そのほかにも見所満載の特別展「立花宗茂」。11月13日から開催されますので、是非ご来場ください。

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西鉄イベント&「雷神の足」観賞

2010/10/22

101021先週、西鉄福岡駅のイベントブースにおいて、特別展「立花宗茂」のPR活動が行われました。
このイベントは西鉄、南海電鉄、和歌山県九度山町、柳川市の共同PRキャンペーンで、九度山町からは真田幸村の甲冑隊が、柳川からは立花宗茂の甲冑レプリカと古武道隊が参加しました。
実は立花宗茂と真田幸村は同じ1567年生まれ。同じく1567年生まれの伊達政宗らと比べると宗茂の知名度は決して高いとは言えませんが、この特別展を契機に、宗茂の知名度が少しでも上がればいいなと思っています。

その後、博多のぽんプラザホールで公演された「雷神の足」を観賞してきました。劇中の「雷神」とは雷を切ったという伝承をもつ大友の将、戸次道雪のことですが、その道雪の輿をかつぎ、文字通り「足」となって活躍した人々を描いた物語でした。
道雪の輿の担ぎ手として、博多の祇園山笠の舁き手を登場させている点がユニークです。
また、登場人物それぞれが生き生きと魅力的にあらわされ、演出もあっと驚く仕掛けが施されており、とても楽しめました。
地元柳川の人々にも、是非見ていただきたい作品です。

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宗茂甲冑のレプリカ

2010/10/9

福岡県立香椎工業高校様から立花宗茂甲冑のレプリカを借用しました。
この甲冑は、香椎工業高校の生徒さんが授業の一環として製作されたもので、鋼板等を加工して作られており、重さもなんと15kgあります。
複製したのは、御花史料館所蔵の「鉄皺革包月輪文最上胴具足」。
担当の先生のお話によると香椎工業高校の電子機械科では、数年前から毎年1領ずつ、甲冑を製作されているとのことで、おととしの甲冑は直江兼続、そして昨年が立花宗茂でした。

101009御花スタッフの一人が試しに着用してみました。
着た感じは想像していたものよりは軽いとのですが、長時間着用するのはやはり大変そう。
本物の甲冑は胴の部分だけで12kgありますので、考えただけで気が遠くなります。

今月16日には、このレプリカの甲冑を着て、西鉄福岡(天神)駅にて特別展「立花宗茂」のPRを行います。
場所は西鉄福岡駅の北口改札前広場、時間は11時から15時までです。
和歌山県の九度山町からは、真田幸村の甲冑隊もやってきます。
お近くにお住まいの方は、是非10月16日に西鉄福岡天神駅まで足をお運びください。
お待ちしております。

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特別展イベント情報更新

2010/9/17

特別展イベント情報を更新しました。
宗茂展の関連イベントとして講座・講演会および、諏訪原寛幸氏の戦国武将イラストパネル展を開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください

諏訪原寛幸氏は三国志や戦国武将などを主に描かれているイラストレーターで、「新三国無双」「戦国無双」のキャラクターデザインも手がけています。
宗茂展のポスターにも、諏訪原氏の描いた宗茂のイラストを使わせていただいていますが、「かっこいい」とスタッフの間では大好評です。

今回のイラストパネル展では、宗茂を中心に関係の深い戦国武将のイラストを展示する予定です。
皆様も是非イラスト展をご覧いただき、華麗なる戦国武将画の世界をご堪能ください。

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宗茂展ポスター

2010/9/3

100903宗茂展のポスターが完成したので、御花の掲示スペースに貼ってみました。
シンプルなデザインのポスターですが、ずらりと並べて貼ってみると、なかなか壮観です。

展覧会の準備も着々と進んでいます。
現在印刷してもらっている特別展のチラシが完成すると、次はポスター・チラシの発送作業に入ります。
美術館・博物館などの関連施設に宗茂展のポスターを送付し、掲示をお願いするのです。

御花史料館で特別展を開催するのは今回が初めて。
学芸室にポスターが山と積まれている様子は、私たちにとって新鮮な光景です。

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宗茂プロジェクト400について

2010/8/31

特別展「立花宗茂」の開催に向け、プロジェクトチームを立ち上げました。
その名も「宗茂プロジェクト400」。
このプロジェクトは、御花の様々な部署から集まった6名のメンバーにより活動しています。
現在、宗茂に関連した様々なイベントや関連グッズなどの企画を進めているところです。

ちなみに、プロジェクト名についた400という数字は何の事かと言うと……
実は今年2010年は、立花宗茂が「宗茂」という名乗りを初めて用いた慶長15年(1610年)から数え、ちょうど400年にあたるのです。
これを機会に、少しでも多くの方に宗茂の魅力を知っていただければと考えています。
頑張って活動していきますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

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特別展「立花宗茂」

2010/8/5

こんにちは。御花史料館の学芸スタッフです。
久しぶりのブログ更新となります。

この秋、御花史料館で開館以来初めてとなる特別展を開催いたします。
その名も特別展「立花宗茂」。
柳川藩の初代藩主である立花宗茂の生涯とその魅力を、宗茂所用の美術工芸品や関連文書の展示を通じて紹介する特別展です。
会期は平成22年11月13日〜平成23年1月10日まで。

戦国武将としての立花宗茂の一般的な知名度は、残念ながらあまり高いとは言えませんが、この展覧会で初めて宗茂を知る方にもわかりやすくその魅力を伝えられるような、ビジュアルな展示を目指しています。

特別展の詳細な情報は、現在準備中の特別展特設サイトにて少しずつ公開していく予定です。
どうぞお楽しみに!

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