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姫よりー長洲町の皆々へ

2018/1/23

誾千代じゃ。

昨日1月20日は、416年ぶりに長洲の地に戻って参った。

「長州(ちょうしゅう)」と空目せぬようにな、「長洲(ながす)」じゃ。

熊本県玉名市長洲町腹赤という場所でわたくしは晩年を過ごし、永眠した場所に「ぼたもちさん」と呼び親しまれた供養塔が建っておる。

その所縁深き地、長洲町の中央公民館で宗茂様とともに挨拶口上をいたし、

葉室麟殿の『無双の花』の朗読もいたした。

会場には多くの民が駆けつけ、皆々笑顔で我らに拍手をおくってくれた。

嬉しいのう。あいむあっとほーむ、じゃ!

長洲町長の中逸殿からもあたたかく力強い応援の言葉をいただいた。

中逸殿から長洲町の土産をいただいたのじゃが、それがほんに美味しゅうて、愛らしきものであった。

我の名のついた「誾千代姫カステラ」は黒糖とバターの風味がなんとも言えずくせになりそうな美味しさで、

丸い形が「ぼたもちさん」のようじゃな。

そして、金魚のまち長洲町を代表する「金魚もなか」。白あんと黒あんがあって、どちらを食すか迷ったぞ。

殿は赤い袋の白あんを、我は黒い袋の黒あんを所望した故、喧嘩にはならなんだ。

どちらも長洲町のお菓子のよね村でもとめることが出来るようじゃの。

長洲町が昔にも増してよき所になっておって嬉しいのう。

また五月に訪れることにいたそう。

お前様!長洲では我が主役でよろしゅうござりますな。

 

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姫よりー初のお江戸の土産話

2018/1/17

誾千代じゃ。

1月13日と14日、のお江戸の話をしたいと思ふ。

…楽しかったんじゃ!! 殿が呆れるくらいにの…

浅草のまるごとにっぽん という屋敷にて柳川フェア という市がたち、そこではわが領土の物産のことども賑やかに披露いたしたが、

我らの役目は、「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致を江戸にて盛り上げるというものであった。

当世にてもここに厳しき天下取りの合戦が繰り広げられておるんじゃ。

が、殿との遊山気分も味わったぞ。 しんこんりょこう じゃ。

ちと言い争いにはなったが、記念の土産も買うてもろうた。 委細はこちらでご覧下され。

東京浅草の「まるごとにっぽん」で開催されている「柳川フェア」での大河ドラマ招致イベントの様子です。

柳川市観光課(yanagawa city )さんの投稿 2018年1月12日(金)

雷おこしじゃ! (*^-^*)

 雷切丸への土産にもしたぞ。

浅草はほんによきところでな。父道雪様は、よく御籤をひいたと聞く…我も殿と当世の御籤を引いたが、

よき年になりそうじゃ。

これを読んでおられる皆々にも神仏のご加護のあらんことを願っておる。

 

 

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茶壺と童謡の続き

2018/1/7

450ぶろぐでは、初めてお目にかかる、

立花家史料館公式イメージキャラクターの立花宗茂である。

新しき年を迎えて清々しい心持で挑んだ、閃光談話(フラッシュトーク)、 いかがであったか。

与えられた時間は短い故、歌っているうちに終わってしまい申した。

ここにその続きを記す。

現在、立花家史料館では特別展「立花宗茂と柳川の武士たち」を開催中であり、

展示資料のひとつに

唐物茶壺がある。名の通り中国方面からやってきたものである。

この茶壺が儂の手に渡った話をした。

これは、太閤様より拝領の茶壺である。誉れの茶壺じゃ。

儂が活躍しておった、江戸時代の初め頃でも、京都の上林家で茶壺に茶葉を詰めてから江戸屋敷に運ばせておったが、

徳川様の天下となり、その御用となる御茶壺が運ばれる時には、特に御茶壺道中と言ってかなり物々しい行列となっていった。

いかなる者であろうともこの御茶壺行列と出会えば、道の端に神妙に控えておらねばならなかった。

そこで、このような歌も歌われたという訳じゃ。

「ずいずいずっころばしごま味噌ずい

       茶壺に追われて戸ぴしゃん

         抜けたらどんどこしょ・・・・」

やっかいな茶壺道中が通りすぎるまでは、戸を閉めて家の中でじっとしておこうという可笑しな童謡じゃ。

茶壺は、当世ではあまり馴染みの無い道具であるが、儂の若い頃は大変格の高い茶道具であり、自らの格式をも示すものであった。

展示会場にはもうひとつの茶壺があるが、

この瀬戸茶壺は、三代将軍徳川家光様からの拝領品である。

400年を経てもなお、見事な景色じゃ。

 

 

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