立花家史料館では、これまでに2回のイラストコンテストを実施してきました。
第1回 わたしの誾千代姫
第2回 戸次道雪と九州戦国絵巻
そして3回目となる今回、遂にこの人が登場。
この夏一番熱い戦国武将*・立花宗茂。(*当館調べ)
テーマは「立花宗茂、〇〇の地に立つ」
人生山あり谷ありであった立花宗茂ですが
どんな時もどんな地でも、流されずに懸命に立ち
今につながる立花家の歴史を守りぬきました。
皆さまの心にはどんな宗茂が立っていますか。
名前を耳にして思い浮かぶ姿を、楽しんで描いて送ってください。
そして今回も、みなさまのモチベーションアップのために
さまざまな賞をご用意いたしました。
◆イラスト部門
・千熊賞:柳川藩主立花邸御花ペア宿泊券(2食付) 1名
賞の名前は宗茂の幼名・千熊丸(せんくままる)に由来しています。
柳川藩主立花邸御花までの交通費は各自ご負担ください。
また、ご利用いただけない期間もございますので、その点はあらかじめご了承ください。
・百熊賞:柳川藩主立花邸御花お食事券 2名
「ももくましょう」と読みます。
百熊という人はいませんが、千熊賞と対にしてみました。
・柳川市長賞:柳川市の特産品 1名
柳川市がある場所は、宗茂が豊臣秀吉から与えられた地。
そして関ヶ原合戦後改易されながらも、20年後に再び戻ってきた地。
・豊後高田市長賞:豊後高田の特産品 1名
宗茂が生まれたのは、現在の豊後高田市にある筧。
史料館スタッフは先日、研修旅行で訪れました。
・「大関ヶ原展」賞:展覧会オリジナルトートバッグ入り展覧会図録+クリアファイル 3名
立花宗茂所用の武具類も多数展示されている
「大関ヶ原展」福岡会場(福岡市博物館)からの賞。
図録は厚さ約2.8cm、ハードカバー。解説も充実。
◆小中学生絵画部門 ※応募者全員に参加賞贈呈
・柳川市長賞:1名
・大木町長賞:1名
柳川市の北にある大木町は、関ヶ原合戦の局地戦である
江上・八院の戦い(佐賀では柳川合戦という)の舞台となった地。
・豊後高田市長賞:1名
・柳川市観光協会会長賞:1名
柳川の観光を牽引する柳川市観光協会からの賞。
・「大関ヶ原展」賞:1名
◆こどもぬりえ部門
・三柱神社賞:20名
戸次道雪・立花宗茂・誾千代を祭神とする三柱神社。
立花宗茂のように「復活」することを望む人が、日々訪れているようです。
・「大関ヶ原展」賞:10名
小中学生絵画部門・こどもぬりえ部門の副賞は
もらってからのお楽しみ。
さて今回のイラストコンテストでは、3組の特別審査員をお願いしました。
●葉室麟氏
映画化もされた『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。
受賞第一作として、立花宗茂の後半生を描いた『無双の花』が刊行されました。
現在『無双の花』は文庫化され、解説は当館館長が書いています。
●大久保ヤマト氏
漫画家、イラストレーターの大久保ヤマトさんは
戦国武将を主人公にした漫画を発表されています。
主な作品は『猛将妄想録』(現在は電子書籍版が発売中です)。
大久保さんには、ぬりえ台紙のかっこいい宗茂を描いていただきました。
ぬりえ台紙はこちらからダウンロードできます。
周囲も自由に描いて、宗茂を様々な地に立たせてください。
●熊本城おもてなし武将隊
熊本城を拠点に、日ノ本一のおもてなしをめざし、日々活躍中の武将隊。
昨年10月に加わった立花宗茂さんも、大人気のご様子。
審査はみなさんでしていただくのですが
宗茂さんはイラスト部門にご応募くださるとのことです。
どんなイラストが送られてくるか楽しみですね。ふふふ。
途中経過は宗茂さんの武録(ブログ)でときどき報告されます。
さて
「いざイラストを描こうと思ったけど、宗茂について詳しくは知らない」
もしくは
「どこに立たせようか迷ってしまう」
というあなた。
立花家史料館公式サイトの「あなたが描きたいのはどんな宗茂?」をご覧ください。
おすすめの書籍や展覧会を紹介しています。
テーマである「立花宗茂、〇〇の地に立つ」。
〇〇に入るのは、歴史上有名な地でも、みなさんのお住まいの地でも
観光地でも、地球外や架空の地でもかまいません。
自由な発想で、自由に宗茂を立たせてください。
立っていなくても、座っていても逆立ちでもOKですが。
自由なことも多いですが、「既存のキャラクターを想起させないもの」など注意事項もあります。
あのゲームや、あのアニメや、あの漫画などのキャラクターを想起させるものは
審査対象外となりますのでご注意を。
詳しくは応募規定をよくお読みください。
締切は9月5日(土)。
たくさんのご応募をお待ちしております。