「雷切丸」をお手元に-立花家史料館オリジナルグッズ
2025/7/5立花家史料館では現在、「脇指 無銘(雷切丸)」を展示しています。

「脇指 無銘(雷切丸)」 は、その名のとおり戸次道雪が雷を切った刀として、柳川藩主立花家に伝来しました。
気がつけば「雷切丸」は、私たちも驚くほど多くの方にその名を知られ、実際にその姿を見たいと望まれる存在となっていました。
近年はとくに、立花家の宝刀としての輝きが、いっそう際立ってきているように感じます。
そうだ!皆さまのお手元で可愛がっていただける憑代を作ろう!
刀剣をモチーフにしたグッズは、その姿形からどうしても難易度が高くなります。
できるだけ実物に寄せた形状にしたいところですが、 他館の例を拝見しても、細長い姿を生かすのにご苦労されているのがよく分かります。
幸いなことに、「雷切丸」は地鉄や刃文の繊細さよりも、姿そのものの美しさが抜群。シルエットだけでも十分に魅力が伝わると信じます。
実のところ、無銘になるまで摺り上げられているので、制作当初よりかなり短くなっているはずですが、今の姿もシュッとしていて、何といっても持ちやすい!
何もかもがちょうどよく、手にしっくり馴染む感じがするのです。
(あくまでわたし個人の感想です)
とはいえ、小さな史料館がオリジナルグッズを作るには、さまざまな高いハードルが立ちはだかります。
熟慮を重ねた末に、オーロラのように光の角度で表情を替えながら輝く、アクリル製のキーホルダーが完成しました。
当館の微力では、刀のシルエットを輝かせることはかないませんでしたが、
背景のキラキラに「雷切丸」本刀の煌めきを重ねていただけましたら幸いです。
「 雷切丸オーロラキーホルダー 」 は ⬇️ で購入できます
雷切丸オーロラキーホルダー ¥900 税込
立花家に伝来する「脇指 無銘 雷切丸」の姿をデザインした、オーロラのように光の色を替えながら桃色、紫、青と輝くアクリルキーホルダーです。
サイズ(アクリル部分)w33㎜×H66㎜
※スタンドは付属しません
「脇指 無銘 雷切丸」の御刀印もあります。
立花家御刀印「雷切丸」 ¥300 税込
背景は、最後の柳川藩主藩主正室・純姫所用の打掛にあらわされた、稲妻の文様をとりいれてます。 サイズ A6判
【ココまで知ればサラに面白い】
普段の解説ではたどりつけない、ココまで知ればサラに面白くなるのにと学芸員が思うところまで、フカボリして熱弁します。
⇒これまでの話一覧 ⇒●ブログ目次●