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大きな人形と大きな夢

2016/11/13

宗茂さん生誕450年おめでとうございます。

私は御花スタッフブログ担当の小柳と申します。

妄想力高めのブログをたまにアップしておりますが、立花家の方が寛容に受け入れてくれるのでありがたいことです。

 

植野館長より「立花宗茂生誕450年記念で色んな人にブログ書いてもらうから、小柳さんもよかったら書いて!」と声をかけていただき、(そうそうたる方々のブログがアップされるだろうに大丈夫だろうか…)と正直困惑しておりましたところ、「ゆるくて大丈夫!」と力強く後押ししていただいたので、ゆるさ全開で書きます。

長文ですが、よかったらお付き合いください。

 

私が住んでいるみやま市瀬高町には古くから伝わる伝統芸能やお祭りがあります。

 

一つは「幸若舞」。能や歌舞伎の原型ともいわれ、日本最古の舞楽が見られるのは全国でもここだけだそうです。

毎年120日に大江天満神社にて奉納されます。

ルーツだけあって動きはシンプルですが、その静かな美しさは700年の歴史を感じることができます。

 

 

あと是非みなさまに紹介したいのが、上庄八坂神社の「大人形と大提灯まつり」です。

__

  二体のでっかいイカつめの顔の人形がドーンと飾られていて、その股をくぐりながら無病息災を祈ります。

下から人形を見上げると圧巻です。たくさんの人が次々と股をくぐる様はまさしく奇祭!

 

この二体の人形は724日の深夜、なんと移動します。

 

 __

この櫓の上に…。

(残念ながら櫓の上に立った大人形の写真が無いので、気になる方はネットで検索してみてください。)

 

さて、この櫓に張られた幕、立花家の家紋の一つである祇園守紋が入っています。はてさて、なんで??

この祭り、立花宗茂と関わりがあるんだろうか…。

気になった私は調べました。

 

奥州棚倉にいた頃、ある夜不思議な夢を見た宗茂。

なぜか八幡太郎義家になり代わった宗茂と、なんだか家康みたいな雰囲気の安倍貞任との間に合戦が起こり、絶体絶命の義家(宗茂)

「やばい、どうする儂…」

 

その時上庄の祇園宮の神が現れ、仲裁をし、いつしか合戦も終わっていた。

夢から覚め、「なんだこの夢は…きっと吉夢だろう!」と心ひそかに感じた宗茂。

 

夢での恩義を忘れず、柳川城に帰ってきた宗茂。そして翌年には、上庄の祇園社復興にとりかかるとともにこのお祭りを始めた。

八幡太郎義家と安倍貞任の人形を作り、その間に祇園宮を据え、人々は宗茂のようにご利益を得られると信じて、人形の股の間をくぐるようになった。

 

ということらしいです。

 義に生きた武将、立花宗茂。

 たとえ夢の中であっても、助けてもらったらきっちり御礼をしないと気が済まない宗茂さん。

ハンパないです。私はそこまで出来ません。

 

西国無双と呼ばれた武将ですが、こんな人間味あるエピソードがチラホラ出てくるので惹かれるんだと思います。

 

 

そんな立花宗茂の450年の記念すべきYEAR

立花家史料館が色々面白いことを仕掛けてくると期待しております!

 

御花 妄想ブロガー    小柳

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戦国最強の夫婦 朗読イベントスタンバイまで

2016/11/13

こんにちは。
館長の植野です。

立花宗茂450ブログは、平成29年12月から開催予定の立花宗茂生誕450年記念特別展「立花宗茂と柳川の武士たち(仮題)」会期終了までの期間限定、立花宗茂に関わるさまざまな人たちの話題を集めてお送りします。

記念すべき一回目は、そのプレイベント―葉室麟 小説『無双の花』朗読イベント― 開催日の今日。

とはいえ、超絶に慌ただしい日にやろうという暴挙に出たため、慌てています。



今日のイベントにご参加いただいた皆様、楽しんでいただけましたでしょうか。
その舞台裏から、少しお話を。

「朗読をやりたい」と思ったのは一年以上前のことです。
準備期間中には様々なことがありました…話せば長くなり過ぎますので(中略)…。

懸案だった誾千代姫も、灯台下暗し、柳川にこんな素敵な演者がいたとは―観光柳川キャンペーンレディ水の精―として頑張っている橋本あかねさん。
と、もしや身長が殿より高いなどということは…と心配してチェック。
おおっ!絶妙に殿(熊本城おもてなし武将隊の立花宗茂さん)より4cm低い! 合格!



植「この数字、盛ったり引いたり、あるいは伸びたり縮んだりしてませんよね?」
宗・誾「はい!大丈夫です」



胸をなで下ろしたのでした。 (これはきっと神様が遣わした二人に違いない)秘密の草鞋を履いていただかなくてすみました。


その後、出演者の皆さま激務の中、読み合わせの稽古を重ねて次第に仕上がってきました。(稽古中の風景はR400指定ということで公表できません)

朗読の奥深さや難しさ、この期間に深く感じました。

著者の葉室さんには、読み仮名をどうするのか、
例えば「武士」は「ぶし」「もののふ」どちらか、「日本」は「にほん」「ひのもと」どちらか、等、ルビを振っていない以上、こちらで勝手には出来ないと思い、確認をさせていただきました。


葉室さんは「読者が小説を読んでいるときにはそれぞれで流れのよいように脳内で読まれているだろうけれど、舞台にかける場合には少しインパクトの強い読み方にしてもよいのでは」とおっしゃられました。

なるほど。


そして、寛容にも当方にお任せ下さるとの有難いお言葉も。



つまり、今日の朗読舞台は、葉室さんの小説『無双の花』に、当方の解釈が乗っかった表現というわけです。<おしきせ>と言えるかもしれません。
文字の表現と音の表現は違いますね。



最もややこしいと思ったのは、
小説の登場人物、つまりその台詞の朗読者をそれぞれ、熊本城おもてなし武将隊で該当人物にあたる方に担当していただくこと。

一見簡単そうなのですが、武将隊の官兵衛さん、清正さん、宗茂さんが、史実をもとに葉室麟さんが小説の中で作り上げた如水、清正、宗茂を演じなくてはならない…というのはかなり難しいことなのです。

この両者はイコールではないけれども、どこか本質的に繋がっていて欲しいとは思ってのぞみました。


皆さんにも両者を比較して、さらに歴史の扉を次々と開いて奥へ進んでいただきたいです。そのためには、小説『無双の花』を読み込んでいただけたら嬉しいです。

そういう意味では、由布雪下を武将隊の忠興さん、十時摂津やその他の家臣を儀太夫さんが演じて下さったのはやりやすかったように思います。

お二人とも上手い!
立花の家臣たちが生き生きと蘇ってきてくれました。



そして、隼人さんもご協力ありがとうございました。ついにこの日がきました(笑)

よい舞台にするため最後のリハまで綿密にチェックをする演者のみなさま

舞台袖では真剣そのものの厳しい、そして緊張した表情でした。



トークショーでは、作者の葉室麟さん、文藝春秋の池田さん、立花理事長の3名で、朗読無双の花の感想からお話しがスタート。とてもよいお話しをされていたのですが、会場に来られなかった方は気になりますよね。

そこで、

来年5月14日に今回のもようを上映会でご覧いただけるように準備中です。
詳しくはHPや、こちらのブログからもお知らせしますのでお待ちください。



会場からブログをアップしたかったのですが、機器の不調によりこんな時間、ぎりぎり13日となりました。


これからもどうぞよろしくお願いいたします。



最後は戦国最強の夫婦、宗茂と誾千代の朗読後のほっとした充実感ある写真でお別れです。

立花財団立花家史料館から植野がお送りしました。

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壁際の立花宗茂くん 平成二十八年十一月十三日条

2016/11/13

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